ゆれる

長めに喋る事〜!

我爱你のせいにして

 

冬無理すぎ。常夏を所望します。

激務に耐えに耐え、獲得した三連休でミュージカルふしぎ遊戯〜蒼ノ章〜を観に行ってきましたので感想を記録しようと思います。行ったのは10月なんですが、現在年を越して1月です。(?)なんて丈夫な記憶力だ!!!

 

まず、ふしぎ遊戯自体が大好きで、めちゃくちゃ小さい子供の頃にアニメをレンタルビデオで見ていました。話とかキャラはあんまり覚えてなかったですが、母が「美朱(みあか)」という名前を気に入って妹の名前候補にしたそうで。

その後高校生の時に漫画を読んで好きになりました。元から中国ぽい話が好きなんですけれど、柳宿のね、神のシーンね…漫画読んだ時めっちゃ泣きました。

そんなふしぎ遊戯がミュージカル化というのも嬉しいし(舞台化は過去二回されてるけどミュージカルは初らしい)、なんと主演の結城美朱役が!田中れいなちゃん!!!え?!無理!

好き×好き=行くしかない

という事で、前編朱ノ章を観に単身東京へ行ったのが二年前。もう二年も前…。年越した今、もう二年半前とかになる?ちょっと書いてるのも遅過ぎてよく分からん事になってる。とりあえず、後編いつかな〜〜〜〜?と思い続けて二年。満を持して〜蒼ノ章〜〜〜〜が〜〜!!!

二年前、観た後に何故次の日もチケットを、休みを、取らなかったのかとめちゃくちゃ後悔しました。なんて言うか、ミュージカルなので良い感じに端折ってとりまとめてやると思ってたんです。だからストーリーにはそんな期待してなくて…。想像の100倍くらい濃密で原作通りで壮大でした。なので今回はちゃんとチケット二公演分と三連休を取り万全の状態で挑みました。

 

美朱達が朱雀の召喚に失敗してからの話ですが、青龍七星士も全員観られてオープニングめちゃくちゃ豪華でした。人がたくさんいる…!キャスト変更も結構あって、私的に朱ノ章で凄く良かった井宿のキャストさんが変わってたのが結構ショックで…。前日に復習で朱ノ章のDVD見てたのですがやっぱり橘龍丸さんの井宿が余りにも井宿そのものだったのです。当時の記憶でも、れーなパイセンが可愛い小さい歌めっちゃうまい可愛い最高、で、その次に来るのが井宿の人がめっちゃ井宿だった。

あと心宿もまさかのキャス変…!(舞台の時からずっと続投のキャストさんが数人いて、心宿の方も朱ノ章まではずっと同じだったらしい)

あと個人的は星宿も前回の人が美しすぎてキャス変マジか〜と思ってました。

そして、これまたびっくりしたのが、翼宿役の「薫太」さん…。待ってこの文字この顔…?!薫太…あなた……山𥔎薫太なの?!?高校の時の友達が大好きだった関西ジャニーズJr.の人がいつのまにか舞台役者になっていた。久しぶりに友達に連絡しましたもん…。でも関ジュだったので普通に関西弁だし翼宿役も適役ではないか…なるほどな…。

新宿でハロメンが最近やけに飲んでるタピオカミルクティー(なんか鹿のやつ)を買い、キャス変に対する少しの残念さと郷愁とを抱きながら全労済スペースゼロへ。1日目が4列目上手、2日目が6列目ドセンというヤバさだったのでもう化粧にも余念は許せません。

 

そうして気合い入れたにも関わらず、余念なく塗ったマスカラが消え去るくらい爆泣きする悲惨さ。

舞台やミュージカルはいつもは割と冷静に観る方で同じ公演2回も観たなら2回目は構成とか動きとか台詞回しとか素人なりにここが良かった、工夫が見えたってちゃんと言えるんですけど、今回はもうほぼほぼ感情に任せて観てたので美朱鬼宿ヨカッタネ……泣泣泣泣泣泣 以外を頑張って思い出しながらまとめます(しんどい)

 

前回に続きやっぱりめちゃくちゃ濃厚なミュージカルでした。休憩時間15分を挟んで3時間て…これ二公演ある日キャストの人、感情の起伏で死なないか?と思うんですけど。前編でも結構物語中盤までちゃんと進むので前回観劇した時本当にびっくりしたんですよね、前後編に分かれてるって知らなかったので。

後編はお話自体がかなり佳境に入ったところからスタートし、仲間も敵もボロボロになりながら進んでいくのでもう心が痛い。その分コミカルなシーンはめちゃくちゃやる!やりまくる!!って感じで、前回に増して自由空間でした笑

そういうの挟まないとほんとしんどいくらい悲しい場面が多い。原作読んでた時も少女漫画なのに…とびっくりしたのを思い出しました。

 

ギャグシーンでほぼ毎回いじられるのがと軫宿(みつかけ)と星宿(ほとほり)と青龍側の氐宿(とも)でしたけども、アニメ見てた記憶が全くないので声までは全然イメージなくて、氐宿があんな感じの声なの知らなかったんですけどめちゃオモロでした。

星宿様ご乱心過ぎて星宿様ファンに怒られるでしょってくらいずっと皇帝をネタにされてて笑うしかなかった…頓狂な声で「財務大臣を呼べ〜〜」てホンマ笑かすな笑笑笑

星宿のギャグシーンの時美朱が「顔が気持ち悪い」ってめちゃくちゃ笑っててめちゃくちゃ田中れいなだった…このキャスト陣仲良しなんだなぁ〜と思いました。DVDに収録される回のはどんなパターンなのか(そもそもパターン化されてるのか?私が行った二日間は大筋は同じで細部が違った)気になりますね〜〜

これ以降は印象に残ったところをひとつひとつ挙げていきます。

 

蒼ノ章の見どころはたくさんありますが、私が原作で大好きだったのは柳宿と尾宿の戦い(ぬりこ、あしたれ)もうね、かっこいいんですよね。北甲国に行く途中から男として美朱を守ると覚悟を決めた柳宿の断髪のあっけなさと言ったら…「オカマはここらで潮時」というセリフの寂しさったら…。今で言うバイセクシャルなんでしょうか、男と女どっちの自分も居るらしいから違うのかな、自分では体感できない感覚ですが、「私は柳宿♡」って言ってたのを思い出すと女の柳宿が居なくなってしまう寂しさがすごい…。鬼宿も言ってたように口調も容姿も変わらないのに胡座かいたり微妙に男らしさも見せる柳宿にドキソワ。キャストの宮地真緒さんが本当にめちゃくちゃ華奢なのでまぁ女性なんですけど………でもお顔が本当に柳宿なんですよね。

宮地さんは前からずっとふしぎ遊戯愛、柳宿愛を語っていてそれだけで素敵だなぁと思ってますけど、あの頼れるお姉さん感信頼しかない。

ただ余りに華奢なので戦闘シーンの殺陣に迫力が出ないという点もあって…欲を言うとそこだけです。尾宿が野生の獣的な俊敏な動きで戦うので、余計柳宿がフワフワ〜に見える。少林寺拳サッカー的なやつだと思えばいいのか?動きは緩慢だけど軽く突くだけでぶっ飛んでるみたいな?漫画でも突然のオスみに戸惑いながらもそれがかっこよすぎて…そして最期に爆泣きしたので、髪切る⇨男が前面に出てくる⇨たくましい戦い⇨死 っていう流れがこれまでの柳宿とのギャップを盛り上げ、ぬ、ぬりこ〜〜泣泣ってなったんだろうな…。

でも最期のシーンは普通に爆泣き余裕だし、宮地さんは見た目も精神もどう考えても柳宿でした。やっぱ過去舞台版からずっと続投してるだけあるなぁと…。アフタートークで「願いが叶うなら柳宿になりたい」って言ってたくらいですから…本当にお好きなんだろうなと…もう宮地さんが柳宿で誰も文句言えないよ…あんたが柳宿だよ!!!!泣泣

 

その他の感想はサクッとまとめていきたいと思います!(サクッとできるのかな)

・玄武七星士が歌うま

弓の方の方が高音が上手くて神座宝を守るべく対峙する時の曲がずっと頭から離れないんですよね…こ〜の〜身は〜朽〜ち〜果〜て〜て〜も〜〜、ま〜も〜るべ〜き〜もの〜が〜ある〜〜♪♪♪げん〜ぶ〜のみ〜こ〜のし〜んざほ〜〜♪♪♪

やっぱミュージカルなので歌が多いですが割とどれも良曲で…回る歯車も良かったですし、CDも出して欲しいなぁ。玄武と白虎の人達ちょい役だったけどとても印象的でした。キャラデザが良い…。障子の奥に立っているのを後ろから照らして障子にシルエットだけ見えるようにした演出もベタですがオタクだから大好きですし高まりますよね!その際の立ち姿も決まってました。

最後のエンディング的な曲でダンス披露してたのも良かったです。玄武開伝も集めてたんですけど途中で挫折して手放してしまったのでちゃんと読みたいですね…。今白虎やってるんですっけ。こうなったらふしぎ遊戯シリーズ制覇したい。

 

・心宿(なかご)の顔が美

いやこれは本当にすごくて、れいなパイセンもブログで言ってましたが輝馬さん、圧倒的に顔が綺麗なんですよね。あと身長もかなりある方だったので前方の真正面の席で観たときの圧が凄まじくて。でけぇ!!!!迫真の演技と感情が入りまくって漏れ出すような歌を披露してくださるので、な、なかご〜〜泣泣 ってなります。圧倒的です。

濱属と呼ばれる、金髪碧眼の美しさから非差別民族となり国に殲滅された一族で、子供の心宿だけ皇帝(と思われる)から寵愛を受ける…。「おいで、心宿」とアンサンブルの方が口々に言うの怖くて良い演出だなぁと。

いやでも長いことオタクやってると美しいおショタが汚い王族のおっさんに気に入られて悲しい事になる展開ってなんとなくわかるんだけどあぁ………あぁ…泣 可哀想だなぁ…こういうのよく見るけど…なんとなく予想できるけど…うぅ…何度見ても心が痛むなぁ……汚いおっさん嫌いだわ…。

この方は弱ペダの舞台でも見てるはずなんですがいかんせん手嶋純太君ばっかりオペラで見てたので古賀先輩の方がこんな美しいお顔とは存じあげず申し訳ない。

しかも心宿はセクシー担当なのかというくらい鎧を脱いで夜モードな場面多くて、房宿ちゃんと致しながらの戦況報告シーンなどとてもリアルな幕の動き方で、うっかり見ちゃった角宿と全く同じリアクションでサーセンシタ!!!ってなりましたよね。

 

・房宿(そい)の恋慕

私的にグッと来たのが房宿ちゃん。

尾宿にもとても優しい…キャラデザがセーラームーンにいそう。房宿ちゃんもオタクなら何度も目にした事のある鉄板設定でグッとくる他ない。ていうかふしぎ遊戯とかの歴史ある作品がそういう鉄板を作り上げてきた大元なんだろう…。

房中術という性行為を利用して相手を掌握する技の使い手…その時点で悲しい展開が読めてしまうという、うぅ…、、、。最愛の心宿に敵の鬼宿に房中術やれと(間接的に)言われる房宿ちゃんとの心境切なすぎる上に、術にかけようとした鬼宿の美朱への健気な想いを目の当たりにして虚しいったらない。美朱に分かりやすくお節介してあげるのも本当に優しい子だなぁと思って泣きました。

少女漫画だしあるあるだけどふしぎ遊戯っていや、いにしえのジャンルって純潔大好きよな。召喚条件に始まり、唯ちゃんの精神面とか、重要なところは処女性にかかってる…だからこそ心宿が美朱と鬼宿を引き裂く&召喚を出来ないようにする為に美朱の純潔を狙うのはめちゃくちゃ理にかなってる。さらにそれを彩るのが房宿ちゃんという存在なんだよな…うめーわ………。

エンディング際には心宿が側に居て、2人で目を合わせていたので報われた〜と喜びました。心宿オメーは…大切なものは無くしてから気がつくタイプのしょうがない夢追人だからな。

 

・亢宿角宿(あみぼし、すぼし)の美

これもまたいにしえから継承し続ける双子という存在の美しさよ。亢宿角宿については性格面も含めてとても理想的な双子像なんですよね。キャストさんも亢宿の穏やかで優しそうなお顔と角宿の若くて血気盛んな様子…なんてことだ…。

1日目は4列目の上手だったので、なんと、角宿を真正面で見られたのですがめちゃくちゃ美しい青年でした。お目目がぱっちりでギラギラしてる。亢宿を亡くし泣いてる角宿を唯ちゃんが優しく抱擁して慰めてあげる場面を目の前で観たこの贅沢…。二人とも本当に美しかった…。

角宿の武器が普通にどう見てもボールなのめっちゃ可愛すぎてフフって思ったけども…もうちょい素材…あれするとか…小道具がんばれ…汗

そして亢宿角宿と言えばね、忘却草ですよ忘却草。わたしBのLも近親ほにゃららもまぁまぁ苦手中の苦手なんですが、目の前で繰り広げられる兄弟愛ゆえの悲しい口移しは息を飲むしかなかったです。世にも美しいシーンでした。

そのすぐ後に角宿が「俺唯様が好きなんだ!」って言うのめっちゃ…可愛い…唯様の事忘れたくないもんね…。角宿の方が戦い向きなのも双子の良き良きバランスですよね。鬼宿の事気にする唯様見て思わず抱きしめてしまう若さ…そして唯様としてはその行為は暴漢たちと変わりない訳ですから…ク〜〜たまらねぇ。

やっぱ角宿のキャストさんぴったりだったなぁ…角宿の重要な要素である若さ青さゆえの未熟さが容姿や佇まいにバチバチに現われ出ていました。

 

・井宿(ちちり)のキャス変全然大丈夫だった

頭にちょっと書きましたけど朱ノ章の時の井宿のキャストさんが余りにも井宿過ぎてびっくりしたものだから、観る前はキャス変に対し前の方が良かったってならないか不安だったのですが、全然そんなことはなくて、葉山昴さんの井宿もめちゃくちゃ良かったです!

朱ノ章は初登場シーンに井宿のソロ曲(?)あるので葉山さんにもそれ歌ってほしい…Wキャストで朱と蒼の章両方見たい…頼む〜泣

休憩明けの二幕(でいいのか?)冒頭の客とコミュニケーション取るところ担当されてたけど、1回目観た時割と事故ったからか、その次観た時は軫宿なしで井宿だけで、堂本剛のモノマネしてました…笑 上手かったけど!笑

軫宿事故多かったな…

アフタートークの「願いが叶うなら何を願うか」というお題に対し「めちゃくちゃ売れたい!外歩けないくらい!」って答えていたのが印象に残ってます。慎ましさを讃える日本において、そういう欲を素直に口にできる事が貴重だなと。友達のえめせんから葉山昴エピソード聞きまくってツイッターをフォローするにまで至りました。

 

平野良の感情表現、動きの自然さ

前回の時はもうほぼれいなちゃんばっかり見てたので平野良さんの鬼宿はアクション、ヌンチャク、スゲ〜〜!めっちゃ飛ぶ〜〜!みたいなお粗末な印象しか残ってなかったんです。もっったいねー!

今回は二回観れましたからね。れいなちゃんを見つつ別のところもよく見れました。いろんなキャストさんのお芝居を見ながらも特筆すべきは平野良さんの演技の自然さかなと…。本人感と臨場感がある。過去の舞台化から通算何十回と鬼宿として舞台に立ってる時間の長さを感じたような気がします。

本人と鬼宿が一体化してるような、本人の中で鬼宿を形成しきってるような…。

あと運動能力高い方なんだなってすごいわかる。走り方ひとつとっても、なるべく音がしないように走るのにはもちろん筋力が必要ですから、音を立てないように走るところと逆に後を立てて階段を下りたりするところの調節がすごい、気がする。履いてる靴の問題もあるとおもいますけど。

やっぱり何事も能力が高いというのは賞賛に値しますよね。二段くらい高いところからの飛び蹴りは迫力がすごかったです。あんなたけー所から飛ぶだけでも怖そうなのに…汗 心宿との最後の戦闘シーンは心震えるものありましたよね。

美朱に笑いかける表情からもめちゃくちゃ愛おしく思ってるのが伝わってきて…美朱は子供なのでむしろ娘を見る父親まであるってくらい可愛がってる、愛しい、って目が言ってるような感じでそれを見る度に涙が出そうになりました。やっぱ蒼ノ章は二人が両想いになってるので心がポクポクするんです。展開がそれを許さないのでしんどいですが。悲しみの表現で噛みしめて歪めた表情とボサボサの髪の毛と汗がすごい好きでした。

 

二回目の席があまりにも良席で、転生後の鬼宿が客席から登場する際に振り返るとすぐ鬼宿が見える位置でした。一回目は鬼宿の背中を見るような位置だったので二回目で表情が見えてもうヒィィィィて感じで…胸がしめつけられる…やっぱ二回見ないとダメですね。震えながらのウォーアイニーこっちも泣くしかなくて、本当の本当に役とかじゃなくて田中れいな平野良は結城美朱と鬼宿の生まれ変わりなのではないかと思うくらいでした。れいなちゃんの体格で平野良氏に抱きついた時のサイズ感がちょうど良すぎて絵でした。もう絵。

総じて平野良氏は鬼宿と平野良が合体した人て感じのオリジナリティと存在感がある。舞台で鬼宿やったことあるの日本でただ一人平野良氏だけなんだもんな。そりゃそうだ。

 

そして最後に!メインであり大本命!

田中れいなchan

あの…やっぱうたうめぇし、やっぱはちゃめちゃに可愛いわ。

朱ノ章の時も思ったけども体の小ささがダイレクトに伝わってくる。美朱達の中学の制服めちゃくちゃ可愛いんですけど、唯ちゃんと美朱で仕立てのサイズ感が全然違うのが見てわかるのでほんと可愛いな〜と…。もちろん唯ちゃんのキャストさんも抜群のスタイルなんですが、れいなちゃんははるかに小柄なので全部ミニマムなんですよね。着丈とか肩幅とか。そして細いから太ももからふくらはぎ足首までがまっすぐなんですよ、これはびっくりポイントなんですけど。立ち方とか若干Oではあるけどめちゃくちゃ曲がってるわけじゃなくて。どうなってるんだ…。あと身長盛る為か、美朱のローファーは若干厚底でヒールついてるんですが、動く度にガスガス!って足音してて可愛すぎる泣

そして顔がほんと〜〜に小さい!小顔矯正行ってるのも知ってるけど、これ以上小さくなったらいなくなっちゃうからほんと…。今回席が近かったのでもう真正面から田中れいなを目にしたんですけど本当に小柄なんですよ。だのに、歌声が力強くて勿論お歌も上手い。

石田亜佑美ちゃん好きの記事でも書きましたけど、私は小柄な人が力を発揮するのを見るのが大好き。精巧な生き物という気がする。まぁそれは置いておいて!笑

癖のある歌い方はそんな変わってないのでファン以外が聞いたときどんな印象なのか気になりますが、わたしは田中れいなの歌大好きなのでもうメロメロになってしまう。癖があるのが好き。ミュージカルでお芝居しながらなので場面よっては消え入るような微かな声で歌い始めたり、コンサートやライブでは見られない聞けないお歌もあって大満足です。

真正面から見、歌声を浴び、贅沢すぎて目が肥えるというか味をしめてクソ席で見れなくなりそう…って心配になりました。

 

お芝居についてはマジで素人目なので細かいこと言えないですけど、朱の章よりも感情入れ込んでる事はめちゃくちゃ伝わってきました。

蒼の章は美朱と鬼宿が両思いになってるので、引き裂かれたりまた出会ったりのシーンは特に感情溢れて涙流すれいなちゃんを見てマジか〜〜と思ったし…。

私は勝手にれいなちゃんは共感が苦手というか共感する気がないように見えていて、自己を貫いてるところにかっこよさと絶対に届かないきらめきを感じて大好きだったので、役に入るって事に向かないのではと勝手に思っていたんですけど…。まず美朱が中学生という子供で、更に共感しづらい性格の女の子ですから、子供っぽさと未熟さ甘さ、ちょっとのウザさを出していかなければならなくて難しいと思います。

全体的に見るとやっぱり「田中れいな」なんですけど、「田中れいな」として「結城美朱」の追体験をしてるようなふうに見えました。言葉にするの難しい…汗

 

心宿役の輝馬さんが「アイドルだと思ってたけどちゃんと女優さんだった」と言ってくれたってれいなちゃんのブログで見て、良かったねと純粋に思いました。

上手いか上手くないかという話にしてしまえば「田中れいな」という圧倒的な個性と輝き、変えようのない立ちまくったキャラ、という時点で田中れいな以外のものになるのは難しく、どう見ても田中れいな、お芝居が上手い人やもっと美朱らしくできる人はたくさん居るでしょう。でも田中れいなのファンである私は彼女のお芝居に、歌に、涙に心震えて感動しましたし、前編後編どちらも観に行き、円盤も買う程には大好きなミュージカルになりました。

 

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ふしぎ遊戯の感想からは外れるけど、やっぱり田中れいなの圧倒的な「自分!!!!」感はずっと色褪せないなぁ…。改めて大好きです。

ふしぎ遊戯の衣装は制服も儀式の時の正装も可愛いので生写真たくさん買わせて貰えてハピなるすぎる。これはお気に入りの写真なんですけど、この正装をまとってダブルピースをぶちかますパイセン可愛すぎる泣

ランダムの生写真、れいなパイセンのやつを買い取らせてくれたオタクの人、ありがとうございました。オタクは優しい。

 

まためちゃくちゃ長い感想文になったけど、こればっかりは本当に自分用の記録なので良しとする。こうして時間が経っても、まとめるぞって文字にし出すと止まらないくらい覚えてるのは殊勝な事ではないかと、我ながら思うのでした。蒼ノ章のDVDが出たらまた見てこの記事を読み返そうと思います。

名詞の漢字調べたりするの大変だった〜汗 読み返す時には鬼宿(たまほめ)と柳宿(ぬりこ)しか読めなくなってるんだろうな笑

私以外に最後まで読んでる人はいないだろう!でもとても面白いし重厚なのでどうにかしてふしぎ遊戯やこのミュージカル見て欲しい気持ちがある。暇と興味があって私の家に来られる友人はDVD見せるからガンガン申し出てね!

 

おわり!