ゆれる

長めに喋る事〜!

読書の道(中学生編)

 

こんにちは。

今回はわたしの読書の歩みの続き、中学生編を書こうと思います!^^ 久々〜〜!

 

中学生の時は絶対に部活に入らなければならなくて、運動がそこそこ出来たから陸上部に入ったけどほんとにミスチョイスだった。しばらく読書から離れてしまったし、体が倍くらい育った。中学の図書室にほとんど足を踏み入れなかった事を今とても後悔してます。

 

そんな中学生時代に読んだ思い出の本を挙げていきます。 

 

◆時の旅人 (長野まゆみ著)

出会ってしまった…長野まゆみ…。教室の本コーナーに偶然あった本。当時読んでも割とわけがわからなかった。日付変更線を越えてタイムトリップしてて、レトロな雰囲気という事くらいしか。でも、それでもすごく惹かれる文章だった事、潮と書いてウシオという名前だった事をよく覚えています。多分この本に出会ってから、今も変わらずずっと好きな『なんかよく分からないけどいい感じ』の文章を探すようになったんだろうな…笑

 

時の旅人には三日月少年が出てくるので、その後もちろん『三日月少年の秘密』も買いました。そしてさらにわけがわからなくなる!笑  三日月少年て何やねん!でも設定があって、でも説明的じゃないからよく分からなくて、文章、会話、物語の中の慣習や文化から察してって感じが好き〜〜みたいな。何回も同じ文章を反芻して読んでこういう事か?って考える行為が好きになりました。また今の私で二冊とももう一度読み直したいです。意味わかるようになってるかもしれない!今でも長野まゆみ作品は時々読みますが植物の描写は本当に一番好きです。植物についてはまた別の本なんですけどね。

https://www.amazon.co.jp/dp/4309017037/ref=cm_sw_r_cp_awdb_oMtrzbZQW8MRG

ここから長野まゆみの著作をちょこちょこ読み始めますが、私の凄いところは、高校生まで何冊か読んでいってたのに、なぜかBL作品にはひとつも、当たらなかったこと。

なので高校生の時に面白い事が起きましたが、それは高校生編で書きますね…笑

 

 

◆失はれる物語 (乙一著)

きました。乙一!誰しもが通る道!

『ZOO』とか『GOTH』も読みましたが、やっぱり失はれる物語が一番です。一番最初に読んだし。ハードカバーの方は表紙がぷくぷくした仕様でした。図書館で借りてあまりにも好きで文庫本を買いました。乙一ってグロい話とか怖い話で有名ですけど、私はこの失はれる物語に収録されてる『しあわせは子猫のかたち』がすごくすきでした。

高校生まで何作か読んでそれ以降は読まなくなってしまいましたね。加齢とともにグロいのは求めなくなってきた気がします。中学生だから…。厨二病ってほんとよく言ったものですよね…笑

https://www.amazon.co.jp/dp/4044253064/ref=cm_sw_r_cp_awdb_3OtrzbDNWM9SD

 

◆トランス・トランス・フォーエバー(櫻井まゆ著)

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 この本は本当に何回も読みました。家族で外食に行く時も持っていって。今も手元に置いています。本当に思い入れのある本。未完が多いですが短編集。お話自体は人、家族、友達、彼氏、その他との関わりとかがメインで決して明るくはないです。

多大なる影響を受けてます。高校生まででこんな話が書けることがまず凄すぎる…。また読み返したいですね〜〜。

出会いは、当時雑誌miniを読んでたんですけど、カレンダーか占いかのページのイラストがタカノ綾さんので、そのイラストが大好きだったんですが、この本のカバーのイラストをタカノ綾さんが描いてると宣伝されてるのを見て購入しました。

今思っても素敵な出会い…絵は良いものを連れてきてくれる〜!もう櫻井まゆさんの新しい本が出ることはありませんが、この一冊だけだからこそ尚良いのかもしれません…。

https://www.amazon.co.jp/dp/4797498331/ref=cm_sw_r_cp_awdb_2PtrzbGCAGGG2

 

 

◆ばいばい、アース (冲方丁著)

この本で初めてSFに触れたんですけど、夢中になりすぎて受験シーズン真っ最中の中3の時に授業中ずーっと読んでました…。飢餓同盟でタルト・タタンてルビが今でも忘れられない。

基本的にオタクだからルビ大好きじゃないですか、でかい剣を振り回すつよい女の子すきじゃないですか…。さらに中学生なので…オタクの性に抗えず…。

文庫本で四冊あって、文字も小さかったけど貪るように読んでました。SFだけど説明は全然なくて、前述した長野まゆみの本の、察して…流れでちょっとずつ読み取って把握していって…みたいな感じで、それがやっぱり楽しいんですよね。答えをくれるんじゃなくて、自分でかき集めてその世界の事理解していくみたいな。でも長くてもう読み返さないだろうな〜と思って本は高校生卒業の時に高校の図書室に寄贈しました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4044729034/ref=cm_sw_r_cp_awdb_1QtrzbQHPETQ0

中学生でこの本読んだからこのあと冲方丁マルドゥック・スクランブル、そして円城塔伊藤計劃天地明察から燃えよ剣三国志まで、SFと時代小説などなどどんどん幅が広がったと思います!オタクで良かった!o(^-^)o

 

 

あと宮部みゆきの『名もなき毒』もこの頃読んでミステリ面白すぎる〜〜!ってなりました。振り返ると中学生時代は今の好みにつながるのが結構あったんだな…。

さすがにストーリーまでは鮮明には覚えてないですが、他にも読んできた本のタイトルすら忘れたものもありますから、こうして時が経っても覚えてる本って貴重だなぁ〜〜としみじみ思います。

 

ほんと読む本を選ぶって大切なことですよね。また高校生編、大学生編と書いていきたいです✨

最近もう仕事したくなくて、本読んで絵描いて暮らしたいと切に思うようになりました…笑

オタク忙しいから、ゆっくり本読む時間は作らないとできない〜!仕事以外にも女児アニメオタク、同人活動、アイドルのオタクっていうジョブがあるから到底一日24時間足りないです……泣

それに私寝るのも大好きになんです。困った〜〜!