ゆれる

長めに喋る事〜!

一生愛の人生よ!

 

今回は私のオタク的な好みについて書こうかなと思います。Twitterを見て下さればすぐにお分かりかと思いますが、私は基本的に女の子キャラが大好きです♡ミ♡ミ♡ミ

友達の友笠ちゃんに「ここまで女子キャラが好きな女オタクは珍しい」と言われ…。

 最近はもう新しい作品を開拓する事もほぼほぼなくなりました。今後はこれまで好きになった子たちをこれからも温めて生きて行くことになりそうですので振り返ろうと思います!

 

まず揺るぎない三人。言い方が古いですけど本当に嫁って言える子たちです。

春野サクラさん(NARUTO)

雛森桃さん(BLEACH)

■くのいちたん(戦国無双シリーズ)

彼女らはもう好きになって10年をこえてきました…もう歴史…好きになった順でいきますので、今回はサクラさん編です!振り返ると本当に本当に、異常で弩級の長文なので覚悟してくださいね♡

 

春野サクラさん

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この間GALSシリーズのサクラさんがとうとう発売されましたね。こんなに可愛いサクラさんのフィギュアが2017年の終わりに作られるなんて誰が予想したでしょうか。サスサクが結ばれた事と言い、フィギュアの発売と言い、小学生の頃の無邪気な私に言ってあげたい、「つらい時期もあるけど、春野サクラさんの事安心して好きになっていいよ」と。

 

そう、私は言わずと知れたNARUTO世代、平成一桁生まれ!

例に漏れずアニメで死の森編を見てサスサクにはまる小学生。そこから人生ではじめて、勇気を振り絞って少年漫画の単行本を買いに行きました…当時は少年漫画を女子が買う事にためらいを持っていて、同級生男子に見られないようにひっそり買う私。可愛すぎる。

 

幼少からラッキースケベアニメと少女漫画で育った女児の私は、

①女の子キャラが片思いしてる描写がある。

②片思い相手じゃない男の子から好かれている。

③髪の毛がピンクで可愛い。

この三点で既に春野サクラさんが大好きになってしまう。鉄板にスカしたクール気取りライバル枠イケメンが好きなぶりっ子ヒロイン。Ah〜ハートがとけちゃう〜これは恋…?!♡

 それだけで既に好きなのに、毎週見ていたら語り継がれるべき伝説の春野サクラさん断髪シーンが訪れ、もう引き返せない私。恋ならとっくに始まってた。可愛いのに度胸もある!!!

また、サクラさんはナルトとリーさんから想いを寄せられています。

私「サクラちゃんクソモテるやん!!!可愛いからやん!あのピンク色の髪の毛と翡翠色のおめめ…好きにならずにいられるか!」

勝手な補正が働きまくり春野サクラさんは超絶モテ美少女♡としてとにかく盲目に扱っていました。(今冷静に考えても盲目としか言いようがない状態)

昔から絵を描くのは好きなので好きになってからは落書き帳をすぐに春野サクラさんで埋めました。最初は模写にハマり、サクラさんの扉絵はほとんど模写。臨、兵の書のカラーイラストも模写。家族に見られないように隠して模写り続ける。この頃はほんとに楽しかったし毎日サクラさんの事を考えていました。サクラさんがちょっとでも違う服着てたり、アニメのEDでいつもより更に可愛く描いてくれてたりするとほんとうに嬉しかった。女子全員の水着姿を描いてくれた神ED「流星」を私は一生忘れない。

そしてナルティメットヒーローという神ゲームもあります。PS2、なんとも懐かしいですけど、なんとフリー対戦で多く戦った組み合わせの二人は黒板の相合傘に名前書かれる神仕様!!!何が何でもサスサクの相合傘を死守……弟に更新されようと、なんどもなんどもサクラちゃんでサスケをボコって相合傘を獲得した思い出が蘇ります…泣 

ストーリーモードも素晴らしく、サスサクの神シーン、死の森でサスケの暴走を止めるところで終わるという…何度プレイしたか覚えていません。ナルティメットヒーローを作ってくれた人にマジで感謝〜〜ヘイ!シャンランランラ…

 またナルティメットヒーローと言えば、サスケとカカシ先生のお色気の術が見られるのも神でしたよね…ウッフーン…♡ナルティは2までしかプレイしてませんけど、2は稼いだポイントで能力バロメーターをいじれるので素早さと防御をMAXにして耐久性の鬼、絶対に死なない春野サクラさんを作りました♡

 

あっ!原作の話に戻りますね。( )

一部のサクラちゃんはやっぱり戦力的には弱い子です。チャクラコントロールが上手くて頭が良いし幻術にも明るいはずなのに何故か戦闘ではクナイ投げるか殴り合いです。まぁ授業として教わった事をすぐ実戦で使えるようになる訳はないので肉弾戦が確実ではあるのかなぁと。

ナルトや我愛羅の口寄せブームが訪れた時、サクラちゃんが口寄せの術を使えるようになったら呼ぶのは猫ちゃんがいいと思って口寄せの猫ちゃんを勝手に妄想して描いたりしていました……健気で嘆かわしすぎる…小学生の私。

そのあと綱手様編のときに、伝説の三忍と七班の扉絵があり、サクラちゃんの口寄せはナメクジなんだ〜!しかも三忍に並んでるということはこれから強くなるんだ絶対!って確信を持てて本当に本当に嬉しかった事も覚えています。ナメクジはそんな可愛くないなと思ったけど口寄せをできるようになるという確信のほうが嬉しかった…。希望をありがとう扉絵。サクラちゃんが登場しない時もたまに扉絵で見られてたいそうハピなるになれました。私は元気でした。

 

また少し話は逸れますが、ナルトの単行本には毎回オリキャラ公募コーナーがあります。選ばれれば岸本先生作画でかっこよく描いてもらえるドリーム溢れる企画!チキンだしナルトの妄想を親にバレるわけにはいかないので応募はできなかったけど私も一人でこっそり考えておりました。そのキャラを作る理由があまりにもサクラキチすぎて今でも思い出すとゾッとします。春野サクラに気が振れすぎてる当時の私。笑い者覚悟で暴露しますねぇ。

名前が桜井ハルノブ。

設定の詳細は、短髪のイケメンでもちろん春野サクラちゃんの事が好き。サクラちゃんと結婚すると勝手に決めているけれど、結婚したら桜井サクラ、又は春野ハルノブになって語呂が悪い事を心配している、という感じ…。

ただ、春野サクラさんは作中でモテるという事実を盤石にしたいが為のキャラ…。それを真剣に考えてる小学生本当に恐ろしすぎる。多分雛森さん編でも触れると思いますが、私は自分が好きな女の子キャラを作中でモテさせたがる傾向があります。私が好きになる女の子キャラは本当にアンチが多いので、子供心なりに対抗するために現実世界での人気ではなく作中の人物からの人気獲得に走ったのだと思います。作中の人物から人気があるという事実ほど強くて確かなものはないでしょうからどんなにアンチが多くても結局ナルトの世界ではこんなに肯定されて人気者なんだからって言いたいんだと思います。

 

原作の事に戻ります。(何度行き来すれば良いのだろう笑)

春野サクラさんの魅力はその容姿はもちろんですが圧倒的な人間味だと思っています。※ここからはマジで真剣に語り始めるのでご容赦ください。

 

ナルトやサスケは忍の一族で両親共が忍者です。それに対しサクラさんは両親共に一般家庭。私としては何故忍者を目指したのか不思議で仕方がありません!そこについては描かれていないので謎のままですけれど、とにかく生まれも育ちも一般家庭で兄弟姉妹もいない一人っ子。という事はたいへん愛情を注がれて育ってきたというのは想像に難くありません。キャラブックにも当初の性格は「優等生、わがまま」とあります。なんの違和感もない、至極当然な事です。

幼女時代は内気で広すぎるおデコをからかわれて泣いていましたが、スクールカースト上位で有名な忍一族の女の子いのちゃんが助けてくれます。おデコが広いというのも一因だとは思いますが、もしかしたら忍の家の出でない事もいじめの要因になり得るのでは?と思います。出自ってかなり重要で子供の仲間はずれに結びつきやすいと思います。特に狭いローカルな範囲においては。木の葉の里のコミュニティの狭さ異常ですし奇異な存在に対する反応も幼少期のナルトへの容赦なさから推測できます。まぁそれは置いておいて、いのちゃんのおかげでいじめから脱却し明るさを取り戻したサクラさん。

その後サスケの事を好きになり、好きな人が被ってるという年頃の女の子らしすぎる理由でいのちゃんと喧嘩。これは自分が助けてあげたか弱いサクラさんが他の奴に興味を持った事をいのちゃんがよしと思わなかった為という理由もでっち上げております、私の中で。女の子って自分の事を肯定して近寄ってきてくれる女の子友達の事が好きだし、そうでなくなると途端に寂しく感じる事があると思うんです…いのサクも尊いなぁ。

そんな感じで幼い恋心と、いのちゃんとライバルとしての対抗心を持ち成長したサクラさん。頭脳明晰でお勉強は難なくこなすけれど実技は平凡レベルかな、っていう女の子です。本当に平和に忍の学校でスクールライフを送ってきた女の子なのです。好きな言葉は「一生愛の人生よ」

内なるサクラという存在もありますが、打算的な内面は女の子は誰しも持っているはずです。笑顔だけど心ではファックしてたり、おすましして見せてッシャオラー!!!!て喜んだり、あるあるのあるです。考えれば考えるほど、初期の春野サクラさんは徹底的に女の子

 

アカデミー卒業とともにスリーマンセルで班を作る習わしのため成績順に組まれ、その結果が運命の第七班(美しい奇跡の結晶)。成績一番のサスケ、最下位のナルト。するとサクラさんは平均ド真ん中という事になります。なんと!巧妙で絶妙!

恋する女の子が偶然にも片思い相手と同じ班になる、そんなの浮かれる他ないでしょう。ここまで述べてきたとおり春野サクラさんはいじめはあったものの克服し何不自由なく女の子の毎日を送ってきているのです。サスケの一族の凄惨すぎる出来事、ナルトの生来の孤独さを理解できる訳も知る術さえありません。出来事自体は知っていたとしても、その心境を計り知る事も、ましてや本人に聞く事なんてできっこない。それを踏まえた上でナルトやサスケに対する言動を考えてみると全くもって批判される謂れはないのです。生まれ育った環境の違いによる当然の、自然な食い違いです。この時点で彼らがお互いを分かり合う事は困難を極めるのです。

ナルトとサスケがあれだけドラマティックにぶつかり合ってすら最後の最後までお互いを理解し合う事ができなかったのですから、ましてやここまで環境に差があるサクラさんが理解できる訳は到底ないのです。この差を設定し生み出した岸本先生のなんたる手腕…。涙が出てくる…。

 

前述した理由から、二人に対し的外れでデリカシーのない言動をしてしまう事は仕方がありませんし、それに対しサスケが冷たく返すことももちろん仕方のない事です。ただ、冷たく突き放されても自分が何か機嫌を損ねるような事を言ってしまった事だけはわかるけど、何故なのかがサクラさんには分からない。それでも彼女は行いを反省します。その前にナルトに対して考えなしに発した事も共に。(ここが偉い) 

失敗して悩んで反省する、それが人間らしさだと私は思うので春野サクラさんほど人間味のあるキャラはいないのではないかと。しかしいくら反省しても根本的に理解できていないので幾度となく失敗はします。そしてまた反省する、それがミソ。

一部のサクラさんは特に失敗が多いですが、それでもやっぱり三人で苦楽を共にして絆も生まれつつあった第七班。ナルトは元々優しさのかたまりなのでサクラさんの無礼に傷付きながらも絶対にサクラさんに当たったりしません。(本当になんていい子なの…友笠さん……)

サスケもサスケでナルトとサクラさんの性格や実力を認め歩み寄りを見せます。

 

中忍試験パートではサクラさんにかなりの成長が見られるので本当に大好きです。中忍試験の前に、サスケをデートに誘うと修行でもしろという定番の返し。それに対して、波の国編で自分だけ大きな活躍がなかった事を思う描写があります。自分の実力に対する自信のなさと不安さを抱えている。

第一試験ペーパーテストでは自慢の頭脳で皆1問たりとも分からない問題を難なく解いてしまう。(机上の勉強はサスケよりも上回るという設定が最高過ぎる)

また、ナルトの未来の試験資格を守る為にギブアップをしようとするのもサクラさん本来の優しさや仲間思いな部分を見る事ができます。

第二の試験、死の森サバイバル演習ではナルトもサスケも戦えない状態になり残ったのは自分だけ。そうなってやっと自分が二人に遠く及ばない事を真に受け止めます。自分は出来たような口ぶりで二人におんぶに抱っこだった事、試験前から気づいてはいたけど蓋して来た事、それを認め、恥じ改める為に一人で立ち向かうサクラさんのなんと勇ましいことか。

これまで忍者を目指してはいたものの普通の女の子として過ごして来た日々に決別するための断髪。敵に「ツヤがあって私より良い髪をしてる、忍のくせに色気付いて」と皮肉を言われますがその通りなのです。「サスケは長い髪がタイプ」という噂の情報で髪を伸ばし、手入れしてきたサクラさんの女の子の結晶である髪との決別。

敵の台詞もそうですがこれまで、寝坊でブローを諦めた描写、死の森でサバイバル中も手鏡を見ながら髪をとかしている扉絵などサクラさんの髪へのこだわりをところどころで描いてくれている。岸本先生、憎いくらいに完璧です。だからこそこのシーンが対比でより劇的なものになっているのです。

敵に一人で立ち向かおうとするも、力量が足りないのもまた良い。繰り返しますが彼女は一般家庭の子ですのでもちろん一族秘伝の術などはありません。後にいのちゃんと戦う時も「そんな教科書忍法で!」と言われますが親が修行をつけてくれる事もないし教科書忍法以外を教わる機会などないのです。これまで積極的に修行をするような忍者ではなく女の子だったのですから、下忍になってからもカカシ先生に修行をつけてもらうよう頼んだりする事もなかったでしょう。

 

その後のサスサク伝説シーンについては神聖すぎるので割愛しますが、敵にボコボコにされた後目覚めたナルトに強がって邪魔だから髪を切ったと嘘をついたり、切りっぱなしの髪を整えると言ってくれたいのちゃんにも強気に返しています。一皮どころじゃないくらい剥けてる泣  やっぱりどんなに泣いてどんなに負けても減らず口を叩ける春野サクラさんが大好き…。

 

そして中忍試験予選の予選(?)にて行われるライバルいのちゃんとの壮絶なキャットファイト。ここも燃えますね〜〜!

アスマ先生が言うところによると、いのちゃんはくのいちクラスでも成績が抜けていたと。サクラさんがいのちゃんの実力を知らない訳はありませんし、悔しくも自分より格上である分析はできていると思います。それはいのちゃんも然りで。手を抜いて欲しくないから言葉で煽りに煽る!ライバルと謳いながらもいのちゃんに加減されている事を知っているのでしょう。いのちゃんは元は憧れていた存在、自分を助けて変えてくれた強く聡明な子。その子に対して対等になりたいと思うサクラさん。いのちゃんもいのちゃんでアカデミー卒業の際に、いじめられていた頃サクラさんにあげたリボンを返されていて、その時に既にか弱いサクラさんはもういないのだと感じたことでしょう。

いつもヘアバンド風に付けてる額当てをちゃんと額に巻いて、卒業の時の約束を果たす。お互いが顔面を殴り合う最後には心震えました。試験前はただの女の子だったサクラさんが完全に忍として戦っている。

格上相手にダブルノックアウトという結果は大いに健闘したと思います。試合後目を覚ました時のナルトからの声かけに対するスッキリとした笑顔も彼女の中でいろんなことが吹っ切れたのが伺えます。いのちゃんとの友情もここでより確かなものになったのでしょう。も〜ほんとに涙出てくる…。

 

それ以降は少し割愛し伝説のサスサクシーンその②、サスケの里抜け について。

砂の動乱後、やけに苛立ちすぐにナルトと衝突するサスケの様子から里抜けを察知するサクラさん(すごい)。ナルトへの劣等感と我愛羅に対してなにもできなかった自分の不甲斐なさに焦り苛立っていた事までは気づいていないかもですけれど…。我愛羅の手からサクラさんを助けたのはナルトであった事を伝えた時の、目を細めてナルトを見るサクラさんを見るサスケの図、なんたるご褒美。サスサクが結ばれた今にこのへんを思い出すとこの頃からサスケって結構サクラさんの事気にしてるじゃん…て思いますよね。

 

二人は夜、里を出る門の前で対峙。そこからのサクラさんの台詞が痛々しいくらいにサスケに届かない。これ程考えが噛み合わない、これ程までに考え方に差がある事があるだろうか?!先に述べた生まれ育ちの環境の差がここでも痛烈に見られます。

私はサスケくんの事が好きで好きでたまらない、私がサスケくんを絶対幸せにしてみせるから、私といたら毎日楽しいはずだから、復讐なんて誰も救われない、サスケくんも私も、サスケくんがいないと私にとって孤独と同じ。

というような内容ですが、この時点でのサクラさんが言えるめいっぱいの事なんですけれど、サスケの深い苦しみや復讐心を全く分かっていない。もちろん分かれるはずもないのです。ただ、サスケは一言「ありがとう」と伝えてから気絶させて出て行く…なんて狡いやつなんだ……。サスケを追い続けるサクラさんの心が理解出来ないと思っていたときもありますが、このような憎い事をされてしまうとたしかに忘れられる筈がないですね。

ここのシーンでのサクラさんのサスケを引き止める為の懸命なセリフがことごとく的外れである事が私にとってたいへん愛おしいのです。リアルタイムに単行本発売時から何度読んでも薄っぺらくて見当違いな言葉だなぁ〜って思ってますけれど、サスケの過去を知るのは読者だけで、これが精一杯なんですこの時期のサクラさんには… あ〜ん愛おしい泣

そこからサスケ奪還編に入りますが、NARUTOの中でもこのあたりの絵が私は一番好きです。線がとても綺麗なのです!そんな綺麗な線で描かれるサクラさんの泣き顔。自身を抱きしめて震えています。自分じゃサスケくんを止められなかった、一生のお願い、サスケくんを連れ戻して。連れ戻せるのはナルト、多分あんただけ。

この時点で自分には立ち入れないナルトとサスケの関係を分かっていて…前述した通りサクラさんの思いは懸命だけど理解からは悲しいくらい程遠いのです…。一生のお願いを使うくらいには痛切です。

結局ナルト達は一歩及ばずでサスケを連れ戻すことはできないのですが、満身創痍で約束果たせず戻って来た事に沈んでいるナルトを前に、平気そうな様子を装って「今度は私も一緒に」と伝え病室を後にします。

ナルトの優しさを思ってのこともありますが、ナルト達を待っていた間に、連れ戻せなかったと知りナルトが目覚めるまでの間に、一体何があったのか、何を考えたのかとても気になります。ナルトに震え泣きついて頼んでいたのに、こんなにもしっかりと自分で歩き出すなんて…泣  サスケを諦めないために、ナルトに頼むだけでなく自分が出来る事を探したのでしょうか。こんなに前向きな答えを出してくれた事を考えるだけで泣けてきます。

 

そして!この後!私が長年待ち侘びた、綱手様との接触があります!!!その前の綱手様のフリが最高すぎるのでどうぞ。

「戦闘タイプとはまた別のスキルが要る。微細の極致ともいえるチャクラコントロール。膨大な量の専門知識を修め、それを広く応用する頭脳、根気、それに一流の医療忍者に育つには何よりも大切なモノが要る。」 

この完璧すぎるフリを何度読んだことでしょうか。確実に春野サクラさんの事ではありませんか。ねぇ、こんなにもぴったりなの。ここ読んだだけでサクラさん医療忍者化確定おめでとうのファンファーレが鳴り響き待ち侘びた綱手様への弟子入りイベント。過去に扉絵で見た伝説の三忍と一緒に描かれた七班が真実のものとなったのです。こんなに嬉しかったことってなかなかないです。好きなキャラが作中で肯定される事の嬉しさ。春野サクラさんのチャクラコントロールは微細の極致なんです(ドヤ) 膨大な量の専門知識を修め、それを広く応用する頭脳と根気もあるんですよねぇ(ドヤドヤ)

そしてこのタイミングで発売されたキャラブック闘の書での、春野サクラさんの好きな言葉は「勇気」

「一生愛の人生よ」から「勇気」に変わっているのです。女の子から本物の忍者になろうとしているのです。泣くしかねぇ。綱手様の修行でお魚を蘇生させてビチビチッてなって「うわっ」てびっくりするサクラさん可愛い最高愛しい今後が楽しみすぎて希望しかない。ほんとに何回読んだか覚えてない。

まず回復系の女の子キャラが元々好きなので(ex:ガッシュベルのティア)まさか大好きなサクラさんに回復属性が入るとは…て感じで……。回復属性と元々の幻術の才能を掛け合わせると、これまでと一転、後方支援系の女らしいくノ一に成長するに違いない!!!確変じゃん!!!とどれだけ喜んだことか。(笑っていいですよ)

 

そしてここから始まりますのが第2部!三年の時の経過!訪れたサスサク氷河期!新しいサクラさんの服がエロい!

この時期がたいへん長く険しく、ほとんどのサスサク好きオタクがサスサク結ばれるエンドを諦めた難所です。私がちょうど高校〜大学生の間で二次創作をしていましたがだいたい内容が暗くて報われないのは氷河期のためでした…私も妖怪男女カプお見合いババアなのでサスサクに期待を残しながら諦めもあり、その他いろんな男とサクラさんをカップリング致しました。(懺悔)

 

まず、まず、二部サクラさんの容姿からですが、とにかく服がエロい。ぼとむすの丈が短い。

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チャイナ風のトップスとスパッツという素晴らしいアイデンティティを残しつつスカートとも言い難い布?が前後ろに垂れててそれを左右バックルで留められている。スパッツチラ見せレベル通り越してモロ見え。岸本先生天才すぎる。また、靴にも注目頂きたいのですが、ヒールが!!!微妙にヒールがある!!!これまでのNARUTO界に流通するの謎のサンダルのような忍者靴( ) からレベルアップしてふくらはぎも覆えるぱっと見ブーサン(アイカツでお馴染み)みたいなお靴になっています。綱手様とシズネさんがヒールなのがずっと羨ましすぎていつかサクラさんも…と思っていたのではぴなるの極みでした。模写が進む進む。当時私は中学生くらいですかね。友達へのお手紙に模写サクラさんを描いた記憶があります(やばい)

全体的に、露出する部分がひざ下から足首だったのが太ももからひざに変わり、ボトムスもコンパクトになったため、目線が上にいきスタイルアップに繋がりました。最高。天才。

 

そして髪型について。

な、なんと!!!外ハネになっている。そ、そう来たか〜〜!!!!

元々外ハネが大大好きな私。RESISTの上にクリティカル乗っかりです。壮絶なダメージ。(外ハネで好きなキャラ:FF8セルフィ、戦ムソ無印くのいちetc)

回復属性付与、外ハネ実装で私の好みにことごとくマッチしてくる春野サクラさんに運命感じずにはいられないじゃないですか……無理っらぃ

※幻術の才能については触れないでください。

 

サクラさんの怪力についてですが、皆さま忘れがちですけれど、最初のカカシ先生との腕試し鈴取り演習でカカシ先生がちゃんと解説してくれています。高速でチャクラを練り上げ拳に一点集中させる事で可能となる力ですので、一見マジゴリラですがゴリラな瞬間に緻密なチャクラコントロールがなされているのです。サクラさんのチャクラコントロールは微細の極致ですからね、ええ。ただその後たびたびあるウッカリ怪力は…怪力の使いすぎで反射的に拳ににチャクラ練り上げてることになりますけれど…まぁ…おうちは壊したらだめですよね…( ◜▿◝ )感情まかせでドジするところも可愛いですね(盲目)

 

気を取り直して!

第二部始まって早々、サクラさんの医療忍者としての見せ場を見られて上機嫌な私。これまで活躍できなかったけれど、二部はサクラさんの風が吹いている!桜吹雪の術!な〜んちゃって♡(懐かしの)

カンクロウ氏が食らった毒の毒抜きと解毒剤作成を難なくこなすサクラさんかっこよすぎです。チヨばあ様が「ナメクジ綱手姫を思い出す、大戦中も新しい毒をすぐに解毒されて厄介だった」と嫌味を漏らすとサクラさんが、「綱手様は私の師匠ですから」と笑ってる。今私たちを繋ぐ胸の中、きらめくライ〜ン♪♪♪ ナルトでもシャイニングライン感じられますよ涙

 

そして二部の名場面!激闘サソリ戦!

とにかくエロい。新しい服がもうエロいのにそれをこれでもかと利用するようにエロい戦いです。サソリの攻撃は全部にベタベタのヒタヒタに毒をほどこしてるので食らったら即アウト…かわし続けなければなりません。チヨばあ様がサクラさんを操ってくれてるんですけど、何もそのポーズでかわさせなくても…(照)と思いながら躍動するサクラさんの四肢に魅入ってしまう、体は正直なワイ。

綱手様との修行風景が回想で入るのですが、「医療忍者は絶対攻撃を食らってはいけない、医療忍者が倒れたら誰が治すんだ、これから私の攻撃をかわし続ける修行をする」という内容。それを今ドラクエⅩにハマってようやく真に理解できました。マジのマジで僧侶がいればなんとかなるのです。

サソリ戦では、短時間でサソリの攻撃パターンと癖を分析してチヨばあ様のサポートなしでも戦えるようになるというサクラさんの頭の良さを改めて実感できる最高の一戦です。また、チヨばあ様の力があっての事ではありますが、死の森以来初めてサクラさんがサクラさんの力で戦ったのを何話にも渡りしっかりと重厚に描いてくれた一戦でもあります。人生の宝です。サクラさんの魂の激闘が何回でも読める。

更に傀儡になりきれなかった人間のサソリに対して、彼女の最大の魅力である人間らしさをドラゴンボールみたいな球にまさに一球入魂でぶつける戦い。終わり方も物悲しく、敵だからと言って割り切れないサクラさんの優しさを感じます。サソリ自身が認められなかった自分の気持ちをサクラさんが拾うような…そんな具体的な会話はしていませんが、ほんとうにこの一戦中に何度もサソリに対して「そうじゃない」って声を荒げているのです。感情に素直で真正面から向かっていくサクラさん、私の大好きな正々堂々としたとても人間らしい女の子です。サソリも最終的にはサクラさんを大いに認め(キチ補正)有益なサスケ情報を与えてくれます…♡

子供の頃から感情に蓋をしたまま、肉体も傀儡化して若いまま、才能に任せこじらせ続けた悲しいおじさんのサソリと、失敗し傷つき反省しながら、人並みだった実力を仲間を諦めないために成長させ続ける女の子の激闘…こんなにもぴったりな対比がありますでしょうか。ほんと岸本先生はぶつける属性の組み合わせが上手いんだよなぁ…涙

 

また、二部の醍醐味!新しい第七班〜!!!!

一部であんなにかっこよかったのに二部はかなりポンコツ気味のカカシ先生と、汚れちまつた悲しみのサスケに代わり、ヤマト隊長とサイくんが加入(New!)このサイがまたすごい。

この記事が恐ろしく長すぎてもう随分前に感じますが、第七班の三人の関係性マジ最高と書きました。その最高の関係性の欠員を穴埋めするというのも本当に素晴らしく良い新たな人間関係であります。

さらにサイの容姿が微妙にサスケ似というところ。もうミソ中のミソ。見事。前からいたメンバーは別人と分かっていても期待してしまうし、新しく入った身からすると与り知らぬ他人と重ねられ迷惑でたいへん失礼な事です。

サイの場合は期待の裏切り方が予想外ですけれど…。余談ですがサクラさんといのちゃんという二大美少女をブスと判定するサイはB専確定ですね!(本気)

サイとの関わり合いの中でサクラさんは一部からの精神的な成長を見せてくれます。「気のいいブス」と称されても仲間として歩み寄ります。サイが絵を描いているのを見て自分から話しかけに行くのですがとても優しい。絵本のお兄さんとの事を気にかけたり。登場時のサイは感情とコミュ力が欠落しているのでサクラさんがお姉さんのように見えます。第七班で人と関わっていくうちに感情が芽生えていくサイを見るのもとても微笑ましいですよね。 

この時にサイに対して優しく、彼の事情を察しようとしながら接する事ができるサクラさんなので、劇場版ROAD TO NINJAのサクラさんのデリカシーのなさにはかなり面食らいました。サイに対してあの接し方をした後のサクラさんがいくら親しい仲のナルトにとは言えあんなに考えなしな発言をするのだろうかと、映画館で観ていて思いました。一部のサクラさんが戻ってきたみたい。もしくは根本的には親がいない事を理解できてはいないのであり得ると言えばあり得るのかもしれないですね。

月読の世界で親のいない状態を満喫している描写もありますし。その子供さも愛おしくはあります、まだ15、16歳とかそこらなので子供です当たり前に。その後結局ナルトに対する自分の言動を反省するのでやっぱりサクラさんだなぁと思ったのですけれど…好き…泣

 

でもでも、一番愚かしく可愛らしいのはやはり嘘告白。サスケを諦めないナルトを諦めさせる為にナルトに嘘の告白をするサクラさんのなんて…………!!!!なんて愚かな事か!!!!!!

この考えの及ばなさ、ナルトの事をどこか甘く見てしまうところ、本当にずっと変わらない。自分がナルトにサスケを連れ戻すよう頼み、連れ戻せなかった、果たせなかった約束を思う。ナルトの事が好きなったからサスケの事はもういいと、それをナルトに伝える事のなんという愚かしさ…。ナルトがこれまでどれだけサクラさんを見てきたか、それを甘く見すぎている。本当にナルトに対して失礼極まりない発言です。初めてナルトがサクラさんにブチギレするのも納得の納得で頷きすぎて頭がちぎれそうです。ナルトが人の気持ちを察するのが上手なことをサクラさんは分かっていない。こんなチンケな嘘が通用すると思って本気で決行しているサクラさんの滑稽さがたまらなく愛おしいのです。

人からの好意や自分に向けられている気持ちというのは真偽や深さを自分で判定するのは難しいです。言葉にしてもらっていないと尚更。ですので、サクラさんはいつだってナルトの気持ちを軽視しがちではあります。ナルトは最終的にはヒナタと結ばれますが、それまでのサクラさんに対する想いは恋であって欲しいと思っています。だからこそナルトの想いのヒナタへの移行が少し雑なのに納得できなかった部分もありました。

話を戻すと、嘘告白はやはりどう考えてもサクラさんの浅はかさとしか言いようがありませんが、サクラキチじゃないとその浅はかさを愛しく思えないと思うので、この時サクラさんはきっとアンチの方々にものすごく攻撃されていたんだろうなぁ。もうこれ程までに好きなのでいつからかアンチの事は本当にどうでもよくなりました…私がサクラさんを好き…それだけではぴなるじゃん。

 

あとサクラさんは俗っぽい、というか、明らかにゲスなところも良いですよね。サスケのちんこ見たがったり、サスケとサイのホモに興奮したり。そもそも顔芸もかなり多い、ガニ股もよくしてる。なんだろう、ほんとに、とても素直なんですよね。単純に面白いし、やっぱり誰よりも人間らしい。そんなところまで褒めそやさなくてもと思われるかもしれませんがそれくらい狂気じみて好きなんですよね…怖

 

なんかもうストーリーを追うとキリがない(ようやく気づいた)のでこれ以降はサスサクについて書きます。

 

Twitterで質問を頂いたのですが、サクラさんを好きなのは伝わるがサスケはどうかと。カップリングにする為の要素なのかという事で、本当に鋭い質問でした。NATUROを好きになった当初はもちろんサスケも好きでした。サスサクがスゲー好きでした。

 

ただ途中から余りにサクラさんへの好きが傾倒し続け、サクラさんが中心になっていくほどに、サスケの行動になんやねんお前と、なにしてくれてんねんと、思うようになってしまいました。サスケにはサスケの苦しみ、葛藤、出会い別れがある事はもちろん承知しています。サクラさんへの傾倒を理解したうえで更にわざと、自ら、一層拍車をかけさせているので、サスケにはサスケの人生が、言い分があるのは分かる、つらかったんも大変やったんも知ってる、でもな、それでもな、私はサクラさんがいっちゃん好きやねん、サクラさんに非があるところも承知の助で、それすらも愛おしいねん、その愛おしさを前にすると、サスケの事を必要十分、隅の隅まで考えてあげられへんねや。そんな余裕がないねんな、ごめんやけど。そういう心境で…。決して嫌いなわけではないのです。

サスケという、サクラさんが殺されかけても愛してやまない男がいるからこそこれまでのサクラさんの人生が豊かに彩られている事はとても有り難く素晴らしいと思っていますし、サクラさんの人生はサスケなしにはもちろん語れません。

 

サクラさんがサスケを好きになったきっかけのエピソードは物語の最後まで描かれませんでした。しばらくの間ずっと、本当に最近まで、いやむしろこのブログを書くまで、サクラさんがあれ程までサスケを好きになった理由を探していました。

そして今、一大決心でサスケを殺そうとしてやっぱりできなかったシーンを思い出しました。

あそこを読んだ時、大体の人はがっかりしたというか、ほら、サクラが一人ででしゃばってもやっぱり何もできないじゃん、またナルトやカカシ先生に助けてもらってんじゃんと、感じたと思うのですけれど、私は、結局何があってもサスケを好きなんだこの子は、理屈じゃないんだって、サクラさんのサスケへの想いが本物であるのだと感じました。助けてくれた二人もきっとそうだと思うんです。

 

フルバで「誰かを想うのは本当に理屈じゃなくて、アタマでいろいろ考えたって、"好きだ"と思ったらもうダメなのよ」という神羅ちゃんの名言がありますが、サクラさんもきっとそうなんです。私が納得するかしないかなんて全然関係なくて。だからもう理由を探すのはやめようと、この記事を書いていて決めました。

どんなにつらい事があっても、途中で何度失敗しても反省して、また頑張って、諦めようとしても諦められず追いかけ続けて、最後に最愛のサスケとしっかり結ばれた、粘りに粘って幸せを掴み取ったサクラさんの人間としての強さが尊くて涙が出てきます。

 

 

「女の子はタフじゃないと生き残れないのよ」

本当にその通りです。

 

何年も何年もずっと好きではいたけれど、改めて振り返るとこんなにも、わけわからないくらい、大好きだったと、記事にして実感できました。春野サクラさんに出会えた幸せに、春野サクラさんを生み出してくれた岸本先生への感謝、ラブはパワー、なんだなぁ。

 

自分の記録としてここまでノンストップで書き連ねましたが、最後まで読んでくださった方、相当凄いですよ。十数年分の感情を見てくださってありがとうございました。

 

ただ、単行本がほとんど実家にあり手元で資料としてほぼ確認できてないので、後でコッソリ修正しているかもしれませんがご容赦ください…♡