ゆれる

長めに喋る事〜!

Praise you.

 

こんにちは〜!

 

今回は、好きなキャラの事がいかに好きかをノンストップで書き連ねる記事第二弾、雛森桃さん編を書いていきます。

 

前回、春野サクラさん編が思った以上に多くの方に読んで頂けた事がとても嬉しく、また恐縮する気持ちです。サクラさんについては盲目過ぎる時期から落ち着き、多少は(ほんとに多少は)客観的に見て常識を弁えた事が書けていたかと思うのですが、今回は少し違います。

雛森桃さんについてはまだまだバチバチに現役モンペ(※完結済みなのに?)なのできっと多分冷静でない擁護記事になってしまうでしょう。お読みになる方も途中で不快なお気持ちにさせてしまいましたらお戻りくださいね…泣

 

それでは書き始めます!

これは愛と戦いの系譜。

 

雛森桃さん f:id:kihayame162:20180201234730j:image

2016年夏にあのロックミュージカルBLEACHのリニューアル公演がありました。運良く観られる事になった私。2016年という、自分が自由に金を使える歳になったこの時に、またロックミュージカルBLEACHをやってくれる事に、そのタイミングに、感謝せずにはいられませんでした。もうBLEACHと言うと、雛森桃さん粘着こじらせ亡霊となって久しい頃でした…。

初代雛森桃さんのキャストはあの伝説of伝説齊藤来未子様です。雛森アンチに「ブリミュの雛森は好き」と言わしめた、芯のある歌声と抜群の歌唱力を持つ伝説の雛森桃です。

 

まず、雛森桃好きは絶え間ないアンチからの攻撃に耐え続けなければならない運命にあります。春野サクラさんよりももっとアンチが多いイメージと体感(体感)。

そんなアンチも齊藤来未子様のスキルとピュワピュワ笑顔の前にはその可愛さを認めている。ブリミュの雛森は嫌われてない。それは私にとってとても嬉しい事でした。ニコニコ動画のコメントにもアンチの悪口が流れてこない。それだけでこんなにも心穏やかになれるんだね…。

そんな思い出深すぎるロックミュージカルBLEACH、2016年の新しいキャストは一体誰なのかと。

なんと、なんと!

元天才子役美山加恋!!!!

世代も世代、クラスの女子ほとんどが見ていたドラマ、「僕と彼女と彼女の生きる道」で凛ちゃんを演じていたあの美山加恋様だったのです。これは勝ったと(何に?)、私は確信しました。

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実際マジのマジで大勝利でした。美山加恋様の小柄さ、華奢さは雛森桃さんにぴったり!!!そして何よりお歌も上手い!!!ブリミュには嬉しいことに雛森さんのソロもあるのです。鈴の鳴るような可愛らしい歌声、外さない音程。もう完全に雛森桃さんで、雛森桃さんがこの世に、目の前の舞台に存在しているんです。涙が止まらない放課後…。

ブリミュには「もう一つの地上」という護廷十三隊出演者全員の曲があり、その曲では行燈を持った死神の皆様が客席に現れ歌いながら行列となりステージに上がっていくのですが、私はちょうど通路側の席で、私の隣を阿散井恋次斑目一角、更木剣八らが通り過ぎて行きました。雛森さんはちょうど真反対の通路を歩いていて。心底安心しました。だって、雛森さんが私の、私の隣を通り過ぎたなら、泣き出すかもしれないよを通りこして呼吸止まるかもしれないよですからね?!?!

美山加恋様の雛森さんが余りにも良すぎて、感動がすごくて、ブリミュを初めて生で観て、私はやっぱり本当に心底雛森桃さんが好きだと思いました。欲を言えばべんがら格子も歌って欲しかった〜〜泣

2017年、美山加恋様はキラキラプリキュアアラモードのキュアホイップ役の声優に選ばれました。

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そういうことです。実質雛森さんはプリキュア。ついでにジェラート日番谷冬獅郎を添えました。ライオンだし。 これからも美山加恋様を目にした時、私は雛森桃さんの事を重ね続けるでしょう。雛森桃役を美山加恋様がやって下さった事、一生喜び続けられる自信があります。

 

 さて、ようやく原作の、愛してやまない雛森桃さんのことに入っていきますが、まずお断りしたいのが、先ほども書きましたアンチの事。雛森桃好きの歴史は本当にアンチとの戦いなのです。基本的には雛森桃さんを嫌いな人の方が多い。それは検索エンジンで「雛森」と入れると「雛森 嫌い」とすぐに出てきていた事、Yahoo!知恵袋などで「私は雛森が嫌いです。」から始まる無闇な質問の多さからもわかります。

私はかつて高校時代のオタクの友人に雛森とリナリーは死んで欲しい」と言われた事があります。ちなみに当方リナリーも好き。勿論私がその二人を好きなのを知った上での言葉です。

いくら友人とは言え、冗談だとしても、自分が心酔する程好きなものの死を望まれる事の悲しさ。笑顔で「ひどいー!」と返した心の中は本当に悲しみに満ちていました。

 

単純に友人に難ありなのでは?と思いますが、ネットでもそういう突然の攻撃が多かったものだから、過敏になりすぎてしまいました。サクラさん以上に雛森さんの事は私が守らなければ、攻撃に対し自衛しなければと、常に見えない仮想敵を想定して、自分のために、何度も雛森さんの良さを振り返るよう努めました。ファンにに対して「嫌い」と声を大に発信したり、嫌いの同意を集めて攻撃してくる。それはどのアンチにも当てはまる事ですけれど、私は他のキャラを好きでいても雛森さん程直接的な攻撃を受けた記憶がありません。なので自分の体感として雛森アンチはヤバいのです。

そのような理由で未だ雛森さんに対して過保護に擁護しまくる現役モンペのままの私。その事をご了承いただきお読みください。ここからは雛森さんの好きなところ、書いていくので!!!(ようやく)

 

BLEACHも最初はアニメから。

学校から帰宅した私が見たものは、ワクワク感が異常と絶賛される尸魂界編の序盤!!!

お、親方!!!ちっこいショタと女の子が!!!!女の子が!!!じゃれあってる!!!!!!

(※日番谷冬獅郎雛森さんの背後にいてびっくりしたと怒るシーン(苦しいくらいかわいい))

 

もちろん中学生にして既に妖怪男女カプお見合いババアな私。そんな分かりやすい餌を投げられたら食いつくしかねぇ!!!早速単行本を集めるってばよ!!!そして10巻にとうとう!雛森桃さんの姿が!

ロリすぎる!!!余りにもロリ!!!

この子本当に副隊長なの?!小さ過ぎない?ねぇ! 本当に初登場の雛森さんの可愛さと衝撃たるや〜〜 泣泣

壁にもたれて三角座り。超コンパクト。不安そうな上目遣いも最の高。わまりのゴツい隊長達の中で雛森さんと日番谷冬獅郎の小ささ、幼さ、それも幼馴染。そんな弱そうな二人が隊長と副隊長だなんて…マジなのか…。かわいすぎぷり。ぷりぱ〜ふぇくとぷり。

 

また私の落書き帳は雛森さんでいっぱいに。サクラさん編を読んだ方なら予想がつくと思いますが、

雛森さんの卍解を考える

雛森さんの死覇装をアレンジしてみる

雛森隊長を考えてみる

雛森さんの現世で使う伝令神機(ガラケーなのが懐かしい)を考える

雛森さんの写真集の表紙を考える(カラブリで日番谷冬獅郎写真集の宣伝があるので雛森さんの写真集も出るやろと)

などなど妄想が止まらない毎日。ちなみに雛森さんの卍解は刀がリボンになってリボンの先からなんか炎が出て炎の曼荼羅を操る的な妄想していたので、後に出てくるルキアの刀に…リボンが付いていたとき…悲しみが凄かった…。(予想外のセルフダメージ)

 

BLEACHのゲームで一番やったのはゲームボーイアドバンスの「紅に染まる尸魂界」 今思うとマジで面白くないゲームでした。コマンドで戦うゲームだったのでアクションが苦手な私でもできた為やり込んでいただけかも。元々は弟のゲームだったので、弟がやってない時にこっそりと雛森さんを強くしすぎてキレられた思い出。。。

ただ、その説明書だったと、多分、記憶してるのですが…(違ったら申し訳ない)、キャラの簡易プロフィールが書いてあって、雛森桃さんの体重が41kgだったんですね。

その後発売したキャラブックカラブリ!ではなんと39kgに落ちている!!!!やつれてる!明らかにやつれてる!藍染が「少し痩せたね」って言ってたけど(大激怒)数値にまで出てるしそれを反映してくれてる!!!

いや、151㎝で39㎏てもう空気じゃないですか?雛森さんの体積や存在が霊子1㎜でも減って欲しくないよ私…ねぇりゅうちぇるがぺこりんのダイエットを止めようとした気持ち、真面目にわかりみが凄いんですけど……。

もうそれがあまりに衝撃的で、破面編の最後らへんで脱落した後、フルブリング編等、雛森さんが出てこないところの話はまるまる読んでいないのですが(  ) 、単行本を買っていない間にもキャラブックは出たら買っていました。雛森さんがまた痩せてはいないかと、体重が気になりすぎて…。雛森さんと日番谷冬獅郎のページだけ読み込んであとはパラ見したくらいなんですけど…。ごめんね。

元々暗い話が好きなうえに、雛森さんのあまりの扱いが悲しくて、二次創作で雛森さんの体重が減り続ける話を書いて読んだ人を戦慄させた事もあります。(やばい)

 

キャラブックのおかげで雛森さんは絵を描くのが上手なこと、読書が好きなこと、生け花を習っていることなど、文化的で芸術に明るいと知れました。争いを好まず穏やかで優しく季節や文芸を楽しむ事のできる素晴らしい女の子なんだと…。

カラブリ!の唯一良かった点は雛森さんのページの「他隊士からの人気が高いのも頷ける」という素晴らしい一文。

サクラさん編でも触れました。私の、好きなキャラを作中でモテさせたがる傾向!サクラさんもモテてるんですが、雛森さんもモテてる!しかも公式設定!オイ最高かよ!

日番谷冬獅郎はまぁ小さい時からなので除外するにしても、吉良イヅルは完全に雛森さんが好きです。吉良雛可愛いんだよなぁ。そして、あと一人、決して忘れてはならないのが、

14巻に出てくる十二番隊のモブ平隊士!!!!!

私はBLEACH内でもこの平隊士に感謝し続けていますしなんなら私がこの人の役目を代わりたいと思っています。「十二番隊に配属されてしまった。本当は雛森副隊長のいる五番隊希望だった。この任務を完遂できればあこがれの雛森副隊長に近づける!」と。思った後にマユリ様に爆破されてしまう彼の運命。

死ぬ間際に雛森さんの事をヨイショしてくれた。慕われてる事実を一つ増やしてくれた。

雛森さんが新人男隊士A(?)くんの憧れ的な存在と示してから死んでいった彼の事が忘れられず、私はBLEACHの世界に転生したらクソ雑魚平隊士でいいので十二番隊の彼にならって、敵に瞬殺される時に「あぁこんな事なら勇気出して雛森副隊長に話しかければ良かった…」と思いながら死にたいのです。この希望は今まで何度となく人に話してドン引きされてきましたけど私は本気です。大マジです。強いて言うなら狂化Eレベルです。ツイッターで検索して下されば当該ツイいろんな年で何件か出てきます。

 

続いて雛森さんの容姿について。決してサクラさんのように華やかではありません。

純朴で可憐♡

黒〜焦茶の髪をお・だ・ん・ご♡

布でくるむおだんごの事をシニヨンと呼ぶ事をはじめて知りました。髪紐をリボン結びしてとめてるのも女の子〜て感じで可愛い…リボンてゆれるしね♡

小さくてタレ目でおとなしめ、純粋で可愛い女の子。まさに妹にしたい系。男に人気あるのは頷けます。現実でも当たり前に清純派が一番モテんだよ…。

好みに着崩したりアレンジしてる人もいる死覇装をきっちり正しく着ている真面目chan!

そしてお眉

雛森さんのお眉には並々ならぬ愛情を持っています。ナチュラルで美しい生まれたままのような太眉。絶対に永遠に守りたいし損なわせたくない。

私が中学生の頃は眉を細くつりあげるのが流行っていましたが、現在はナチュラルで少し整える程度が主流。雛森眉の時代が来たと、時代が追いついたと、喜び小躍りしたものです。二次創作絵で眉の細い雛森さんを見るとちょっぴり複雑な気持ちですが、贅沢言えない、雛森さんの二次創作を描いてもらえるだけで喜ばしい事なのだから。

また髪型もいろいろ!院生の頃は低い位置で二つに結んでいて、藍染捕らえた後みんなイメチェンしたタイミングでボブに。そしてなんだかんだいろいろ解決した10年後はまた長い髪をゆるく後れ毛残しながらお団子にまとめています(今の流行を取り入れていて余りにも可愛い)。みんなイメチェンした時に雛森さんが登場するまで、雛森さんはどんな髪型になるんだろう?!と一人で考え得る髪型を描き出して、ウ〜ンどれでも可愛いなァ…♡て満足していました。

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ごめんなさいクソ古いデータなので絵も下手くそですけど当時感があるかなって…汗  (今見たらこの頃の絵、お眉が細くて過去の自分と戦争はじまりそうなんですが)

 

雛森桃さんというキャラクターの魅力はその非力さにあると思っています。

 

BLEACHという漫画の中で好きなところは力量の差。強いキャラは意味わからん強いけど弱いキャラは弱い。当たり前のことですが、それが徹底されている。強くなるにしても限度を設けているというか、どんなに頑張って強くなってもこのキャラはここまで、という残酷さ。主人公一護はマジでモンスターベイビーだしルキアも補正が強力なので規格外ですけど。死神さん達の方は同じ隊長格、副隊長格とはいえその中でも力量に天地の差がある。

雛森さんはと言うとそのヒエラルキーの下層も下層、最下層くらいに位置しています。本当に単純に弱いのです。平隊士よりは強いけれど。

「鬼道の達人」という異名を持ってるので鬼道はなかなかの実力です。しかしアパッチ戦では精一杯頑張った鬼道の合わせ技がかすり傷程度しか効いていない。悲しいくらいに。これまでの、何もない、通常業務の範囲で雑魚虚を倒すには十分な力でしょう。霊術院で教わるのもおそらくはその程度。だって、これまで破面や法滅師が攻めてくるなんて事がなかったのだから。BLEACHという物語が始まって以降、尸魂界及び護廷十三隊が平穏であった事がありません。これまで長らく何もなかった世界で何かヤベー事が立て続けに起き始めるというのがBLEACHです。だって一護達が尸魂界に行かなければ帯刀許可も出なかったんですよ?

そんな「これまで」を鑑みた上での実力。立て続けに襲ってくるヤベー奴らが余りにも「これまで」より強すぎるのです。そりゃ隊長もボロボロなるっしょ…。いつも快勝はなく辛くも勝利するか次回に持ち越すかあるいはやられるか。いつもピンチに晒されてる厳しい世界のお話です。

その中で、雛森桃さんの存在意義とは?

戦闘において役に立たない雛森さん(全くもってdisではない)はその圧倒的な非力さこそが役割だと私は思うのです。

 

恋次と吉良との霊術院での話が大好きなのですが、あの時の雛森さんこそ本来の彼女であり、どのような子なのかが一番わかりやすいと思います。虚に襲われる檜佐木さんを助けに行ったのは院生の中で雛森桃さんだけです。非力だけれど他人が襲われているのを見過ごし自分だけ逃げる事ができない。檜佐木さんは雛森さんがいなければ生きていなかったかもしれません。

元々は正義感が強く他人を放っておけない子なのです。それは奇異な容姿からハブられてた幼少期の日番谷冬獅郎を優しく迎え入れた事からもよく分かります。そもそもマジョリティの中でそれに反して他人を助けられる事は割と普通ではないのです。

 

また、非力さ故に前線に復帰しても秒速で負傷しますが、それでも戦う事を諦めない。一度目は藍染から刺され、二度目は日番谷冬獅郎に刺され、読者にもネタにされるレベルの衝撃的なデジャヴですが、それでも彼女は戦う事を諦めず脆弱ながらも前線に復帰するのです。隊長ですらボロボロなのに副隊長の中でも特別非力な雛森さんに出来る事などあるのかと、出てくるからまた怪我すんじゃんと、思われると思いますが、彼女は副隊長なのです。自分が負傷し迷惑を掛けている事は承知でしょう。しかし、それを理由に戦いから逃げるなんて隊士を預かる身失格です。その責任をしっかりと理解しているからこそ役に立たないと分かっていても戦いを選ぶのでしょう。でも普通に二度も負傷したら三度目はないだろう、とかもう周りの人も呆れて心配などしてないかもしれない、とかいろいろ不安になってくる事必至なのでそれでも逃げないのは雛森さんの強さなんだと思います。今よりさらに非力な院生時代から自分が到底敵わない敵にも向かっていける勇気を持っているのです。

 

前回に続きフルバからの引用になりますが、いじめに立ち向かう杞沙への「別に急に強くなれた訳じゃないし、何かが変わった訳でもない。まだ震える体。だけど、立ち向かっていこう?大切なのは弱さ故の向上心」という言葉。これにつきます。

弱いからといって床に伏しているばかりでは解決しません。非力だけれどそれでも立ち上がって前に進もうとする、強くあろうとする、その結果が悲しいくらいに通用しなかったとしてもその精神は褒められるべきです。むしろ通用しないのが雛森さんの魅力。頑張ってもそのレベル、だけど頑張る事をやめない、副隊長もやめない、その図太さが良いのです。とってもひたむきで愚直なのです。

 

ここまでは個の好きなところを書きましたが、雛森さんを語る上で決して外せないのが日番谷冬獅郎です。

同じ地区出身の幼馴染で一緒に住んでいたという最高の属性を持っている二人。ロリショタだけどおねショタでもある。雛森さんの方がちょっぴりお姉さんであることの最高さわかります?涙

そして先に死神になったお姉さんをいとも簡単に追い抜いてしまった日番谷冬獅郎少年の才能、その差の良さみ、伝わりますでしょうか?雛森さんは血の滲むような努力をしてようやく副隊長の座につく事ができたのに。残酷すぎる差ですよねぇ泣泣

雛森さんがしつこく日番谷冬獅郎の事を隊長と呼ばない事もここにかかってるのではないでしょうか。たまに出てくるシロちゃん呼び。その「たまに」っていうのが良かったのに、アニメで連発されて余りにも情緒がねぇとキレかけましたけどね!!!

 

前述しましたが日番谷冬獅郎は見た目から周りの子にハブられているところを雛森さんに救われおばあちゃんと共に三人で穏やかに過ごしました。あんな可愛いお姉さんが毎日起こしてくれる超Happy Days羨ましい〜〜!

本当に日番谷冬獅郎の行動の動機、意思決定ほほとんどに雛森桃さんが関わっているのでいくら夢女が二人の関係性を否定したとて引き離すことはできますまい。(喧嘩売ってくスタイル)

日番谷冬獅郎の好きな食べ物は雛森桃さんの作った卵焼きなのですから…。勝てない…。

 

さて、ワクワク感が異常と評価の高い尸魂界編で読者のワクワク感をさらに増長させるのが日番谷冬獅郎雛森桃の存在なのだと私は思っています。

見てた読んでた当初は日番谷冬獅郎という雛森絶対護るマンに大事にされる雛森さんを見てるのがとてもとても楽しかった。微妙にショタコンの気もあったので…小さなナイトとプリンセス…カワピ〜〜♡と思ってましたね…。

 

尸魂界編中盤から日番谷冬獅郎は少年探偵として、護廷十三隊内の裏切り者をあぶり出そうとする。その動機付けが雛森桃さんだったのです。また正義感もあるので市丸が何かやらかすとしたら暴かなければならないと、そういう思いもあったでしょうけれど。

文字通り駒として動かされる二人。日番谷冬獅郎の視点で読者も探偵をさせる。一護達が修行をしてる風景と並行なので、一護達が修行を間に合わせルキアを助けるのが先か、日番谷冬獅郎らが裏切り者をあぶり出し処刑を止めるのが先か。イムリミットもあってドキドキが増長されるのだと思います。読者的にも日番谷冬獅郎に突き止めて欲しいという気持ちが高まり、容姿もイケショタ!声も朴璐美姉さん!雛森に血ィ流させたら俺がお前を殺すぜ」という余りにもイケすぎる台詞!人気が出ないわけがない。その反対に、日番谷冬獅郎の事を好意的に思う方々の大多数からすると雛森さんは彼の行動を邪魔するいらん事しいなのです。

 

雛森さんは雛森さんで、院生時代に助けてもらった藍染に憧れて、繰り返しますが副隊長になるために血の滲むような努力をしてきた子です。それを知り、あえて副隊長に推し、見事自分の副隊長にすることに成功した藍染。用意周到この上ないですね。憧れは理解から最も遠いという言葉通り、憧れを利用して、あなたなしでは生きてゆけない状態仕込むのはさぞ容易だった事でしょう…(エッチな意味ではない怒)実際そんな事言ってましたし。

でもブリミュの藍染をこの目で見てたら、あぁ、こんなん好きになってまうって思ったもんな…あんな優しいメガネが上司なんてさぁ、最高の職場やんけ… ※メガネフェチ

 

ほんと、まさに雛森さんにとって最高の職場だったと思います。そんな中で敬愛してやまない隊長が死んでいるのを発見した時の悲鳴。穏やかな子が「お前か!」と叫んで涙ながらに刀を振るう剣幕。なんだろうこんなにも容易に残酷に感情と行動を操作されるという事を今文字にしたためながら思うと本当に悲しい子です。

 

以降雛森さんは日番谷冬獅郎の起爆スイッチとしてずっと機能し続けます。

非力である事が雛森さんの役割と書きましたが、ストーリー的なところで役割を果たしてる部分を日番谷冬獅郎との絡みと共にまとめたいと思います。

 

①ニセの遺書にだまされ日番谷冬獅郎と戦おうとする

読者的にはおおー!!!冬獅郎の斬魄刀始解かっけー!!!!wwwしかも事前に言ってた「雛森に血ィ流させたら〜〜」が(かなり強引だけど)完全なるフリとして雛森血ィ流れる事案となり、これはwww盛り上がって参りましたwwwな感じ。この時は良かった。日番谷冬獅郎も強そうだったし実際強いと思ってた。ブリミュのここ最高なので全人類見て欲しい。頼む。

 

その② 藍染に刺されてしまう

藍染が生きてたって分かって安堵の雛森さんの可愛らしさから、垂直に落ちると其処は…涙

痛ましく床に転がった雛森さん…その後は皆様のよく知るところ。

日番谷冬獅郎卍解お披露目にも関わらず詳しい能力も明かされる事なく悲しみの結果に。以降この開始後即倒されるというのも日番谷冬獅郎の十八番となります。本当に悲しみがすごい。

ちなみにBLEACHのLINEスタンプに収録されてる唯一の雛森さんがこのシーンの刺されて「嘘…」って言ってるやつ。採用した奴の事真面目に呪うからな。こっちはネタじゃないんだよ、最愛の女の子が刺されてんだよ。分かる?怒

 

その③テレビ電話回〜〜!!!

やつれた雛森さん(39kg)、可哀想すぎてしんどい。それでも尚こんなにも可愛い(補正)。

まだ藍染の事を擁護しようとする姿に非難の声が集まることは想像できますけれど、洗脳された者が直ぐに立ち直れる訳はないのでこれくらい当たり前です。詐欺等で騙されてる人に第三者がどれだけ「それは詐欺ではないのか?」と投げかけても無意味なのです。特に近しい人からの被害だと、自分に損失が出てからも加害者を擁護するからかなり厄介なんです。洗脳なんてもっと強力でしょう。だからこそ芸能人が洗脳にかかるとあれだけ報道され続け、それでも認めない本人を面白がるのですから。

少しためらいながら日番谷冬獅郎にお門違い甚だしい懇願をする、その時の仕草などとても丁寧に描かれていて痛ましさ倍増なのでそこはTITE先生に感謝したいです。雛森さんの洗脳解けてません説明のためにあんなにページを割いて下さって…。ここのシーンの異常さでこれまで雛森さんが正気ではなかった事を証明してくれている。

 

それ以降はマジで雛森さんの出番が皆無なのでもういっその事、藍染に下って破面魔改造されて日番谷冬獅郎と戦わねーかな〜と思って破面雛森を妄想したりしていました。今思うとひどいけど…私はどんな雛森さんでも好きだし元々薬漬けで自分の存在意義に悩みながら戦う女の子が大好きなので…(ガンダム種運命ステラ・ルーシェエウレカセブンアネモネetc)

 

その④ 日番谷冬獅郎に刺されてしまう

久しぶりに姿を見せてくれた雛森さん、TITE先生の絵柄の変化でロリみはなくなりましたがそれでも超絶キュートでうるわしい〜!刀を構えつつも内股〜肩幅も全て神

藍染引きずってる描写もまだあります。うん、そうこなくちゃ。更に先ほど書きましたアパッチ戦での見事な非力。アヨンくんにやられて即負傷。出てくる度に怪我しないで欲しい、しないで欲しい、しないで………アッッ脆っ!脆すぎる!!!これぞ雛森さんだぁ〜〜〜〜泣泣

 

そして雛森さんが前線にきた事を霊圧で察知して戸惑い敵に乱れを感知されてしまう日番谷冬獅郎(可愛い)。

その後藍染と対峙してからが凄い。本当にすごい。広義の意味での告白だと私は思っているのですがどうでしょうか…。

 

「責任だけを刃に乗せて刀を振るのが隊長だ、憎しみで刀を振るのは薄汚れた暴力だ、俺たちはそれを戦いとは呼ばねえ」

 この定義を自ら説明した上で、今の自分はそうではないと、否定する。自分は刃に憎しみを乗せて暴力をしに来たのだと。定義に当てはまらない自分は隊長の器でない、藍染を叩き斬ることができれば隊長の座を剥奪されても構わないと。そう言うのです。

こんなの、こんな想い、第三者の誰も勝てる訳がない。自らの立場を捨ててまでも雛森さんの為に藍染を斬ると言っているのです。こわいよ〜〜もうそんなん告白じゃん…もう捨て身じゃん…わーん泣

 家族愛でそこまでなるか?果たして? 白昼堂々とここまでの宣言をして斬りかかる日番谷冬獅郎に対する京楽隊長の言葉がまた…「逸るなよ」

いや、もうどうみても逸ってんじゃん!!!!!(泣泣)  

目に見えて逸ってんじゃん!!!!!煽り耐性がないのも前からじゃん!!!!

 

そして雛森さんに対して藍染がしてきた事への憎しみを乗せた刃で貫いたのは他でもない雛森さんという結末のつらさ。

 

こんなことってある?護りたくて護れず、それでも護ろうとしてきた子を手ずから傷つける精神ダメージを考えただけでもう無理なんですわ。日番谷冬獅郎の断末魔のような叫びとヤベー顔でわかるでしょうけれど、本当にこれはネタにされるべきじゃない…。こんな悲劇ある?!ロリとショタなのになんでこんな凄惨な運命背負わなければならないのか?!

やりきれねーな、やりきれねーよ…。ただそんな中でも虚ろな目の雛森さんも可愛いと思ったキチが私です。

原作では雛森さんが突然いなくなるのでまさかそのまま捨てたのか?!ってところをアニメが補完してくれた日雛界でのありがたみの話。

 

まぁ、このように出番ごとに藍染への心残り、日番谷冬獅郎への負担、自身は即負傷、というのを描かれ続ける。それが嫌われやすい理由ではあると思います。もうドリフ的な、押すなよ?押すなよ?な雰囲気すらあります。(真面目に笑えない)

ただその実、いつだって日番谷冬獅郎の行動の動機は雛森桃さんなのです。

これだけ何につけても雛森桃を持ち出すのならばそれ相応の帰結を求めたかったし、描いてくれても良かったとは思うのですけれど…。TITE先生の読者の要望や期待は裏切るもの精神にのっとり、日番谷冬獅郎がゾンビ化したり少し老けるのが見どころの滅却師編でもまさかの直接接触なしに貫通して最後の最後まで会話する事はありませんでした…いっそ清々しい。

少し老けた日番谷冬獅郎を見た雛森さんがシロちゃん…!とつぶやく意味ありげなカットはありますけどね……。なぜその後絡まないのかむしろ不思議だよ。

 

雛森ファンも数は多くないものの人気投票で段ボール票があるくらいには熱烈で、日番谷冬獅郎も根強く人気ですから、そのどちらもが多分ファンレターとかで雛森日番谷くっつけて欲しい、またはその逆の事を送ったんだろうなぁ〜って思う。我々がこれほど騒ぎ立てなかったら最後同じコマに描くか会話くらいはさせてくれたかもされませんよね…。TITE神よ…

人気投票の事で言うと、ニセコイ茉莉花さんへの段ボール票は讃えられて雛森さんへの段ボール票は笑われる、そんなのってない!!!でも夕方アニメ化したBLEACHでちびっ子票が金に負けるのが可哀想なのはTITE先生の言う通りです。ただ雛森さんへ段ボール票を投じてくださった方へ、私は感謝したいです。単行本派で人気投票に参加する事のできなかった者なので。本当にありがとうございました。マジ最高です。

 

最後に日雛ちゃんについて。

私はサクラさんと同様にどうしても雛森さんへの傾倒が凄いので最終的に雛森さんが幸せならば誰と結ばれても良いと思っていたんですが、読み返すと日番谷冬獅郎が余りにも報われなくて可哀想で。

 

雛森さんを傷つけてしまった日番谷冬獅郎のその後って描かれずに新しい話に入っていくので想像するしかないですが相当落ち込んだろう…。一生消えない「負い目」を背負ってしまった日番谷冬獅郎。人一倍責任感があるので大切な人を自分で傷付けた責任に押し潰されそうで仕方がなくなりました。体の傷は消えても心の傷はどうか、というような事をノベライズか何かで卯の花さんが仰っていました。刺された瞬間の雛森さんも「シロちゃんどうして」と虚ろな目で訴えていました。そんなのを見て、聞いて、誰が平気でいられると言うのでしょう。

他の誰でもない雛森桃さん本人が彼の側で許し続けなければ自分の幸せを許せない子だと思うんですよねぇ…。

まだ子供なのだから、たまには、頑張らなくてもええねんで、甘えてくれてもええんやで、と言ってあげたい。それこそ幼い頃からおねショタしてきた日雛ちゃんしかないのではないかと思えてきました。

大切な人を守りたいのに自分がまだ子供で未熟だから守りきれなくていつも傷ついてしまって、不甲斐なくて情けなくて悔しくて、感情もコントロール出来ず直ぐに熱くなってしまう…子供である事と意志や責任感が強い事とが凄いバランスでせめぎ合ってるめちゃくちゃもどかしいキャラだなぁと思います。

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これまでの頑張りを是非とも讃えられて欲しい。

 

連載は終了し、日番谷冬獅郎との絡みはなかったものの、雛森さんの10年後が穏やかで平子隊長と冗談を言い合いながらお仕事できている事に、なんかもうそれだけで感謝しています。もうTITE先生の描く新しい雛森さんを見ることは叶いませんが、雛森桃さんに対して私が願う事って何だろうって真剣に考えた時に、誰かと結ばれるとかそういう事でなくて、ただ彼女が一人で自分の事を誇れて、自信に満ちた生活が送れるような、そんな未来だなと思いました (ヴァンガみ)。

 

非力であるからこそ、読者から見て彼女の功績は目に見えづらいですが、非力さと反比例するように日番谷冬獅郎という誰か別の人物の中でたいへん大きな存在である事がとても尊いのです。

そしていつか「あたし、刺されても死なないから」って笑ってジョークにできてしまうような更に心の強い女の子になってくれたらこれ以上の幸せはありません。みんなこのブラックジョークの返しにとまどって冷や汗かきながら笑ってほしいよね…。メガネクッキーと共に。

 

これまでずっと戦闘や精神が強い女が大好きでしたが雛森桃さんを好きになって非力さの魅力を知りました。人物同士のパワーバランスを考えるのもとても楽しい事です。悲しい運命の二人を見ながら仄暗さ好きを加速させ、暗い二次創作を作り続けていたこともたいへん良い思い出です。

雛森桃さんだけは、雛森さんと私の夢小説を書いてもらいたいと常に願っています。彼女の事をずっとずっと褒めそやして甘やかせたいし、むしろ一切会話などなく私が一方的に慕っているでも最高…。本当に愛してやまない女の子なんです〜泣

 

アンチとの戦いの日々は連載していた当時よりは鎮火したもののきっとまた、たまに、突然どこの誰から攻撃されるとも知れませんので自衛の手を緩めません!マナーを遵守してらっしゃる淑女の日番谷冬獅郎夢女の皆様には大変失礼いたしました。

 

ただ、雛森さんが単行本の表紙になったらその巻5冊とこれまでの巻全て新品で買い直すという宣言は果たされないままに終わってしまった事が残念ですね…。

まだ間に合うよ…ホラ…今なら社会人やってて金も用意できるからさ…いつでも待ってるよ…♡

 

それでは、またまたかなりの長文になりましたがここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

2018年になってもソシャゲなどで雛森さんの新規絵を見る事ができる喜びを噛み締めてこれからも生きていきます。

雛森桃さんの事が永遠に大好きです…♡

 

読んでくださった皆様、もう一度BLEACHを読み返してみてください。これだけ力説したので、雛森さんの非力さの魅力と役割を、分かっていただけるとおもいます。

それでは。