ゆれる

長めに喋る事〜!

課題曲はわき愛

 

挨拶はやっぱりナマステ〜〜!

更新するのだいぶ久しぶりになってしまいました。今回はFGO2部4章の感想です。なんだかんだゲッテルから毎回感想書いてますね。今回は理由あってストーリーを二回読んだので印象的なところをしっかり書いていきたいなと!思います!

 

まず、ストーリーとは関係ありませんが、

アルジュナオルタでFGO初めての爆死。

そもそもこれまでソシャゲにそんなに課金する事がなかったので上限額は人より低いかもしれないです。それでも私なりに粘って粘って回しましたが、ジュナおが来る気配もなく気が付けばアシュヴァッターマンが宝具マになっていた。4章が配信スタートされたのちも私は下総をやっていたので、下総を終え4章をやり始めたタイミングでちょうどPU2が始まり、意気揚々とブン回したが召喚できず、これこそガチャは悪い文明!というやつかとしんみりした気持ちでストーリーを進めました。

 

インド異聞帯の在り方、「ユガが廻る世界」というのは個人的には好きでした。ラクシュミーさんが言っていた、「肉体が死を迎えた後は弔う事で精神を肉体から解放し、次の生へと送り出す」インドの輪廻の考え方も同じく。ストーリーの進行と共に廻るユガの円盤もそれっぽく雰囲気あって素敵でした。ユガ時計と、神将倒すと出る「〜〜の力が弱まった…」のあやしげに浮かび消えていくフォントがまた最高の気分にさせてくれたな…笑

元々「循環」とか「繰り返し続けるもの」に弱く更にそこにメタ展開加わるとスキすぎてスキでスキなだけ状態ですよね。高次的な存在の無慈悲さとか規模感の違いたまらない。あの異星の神の、「神は正直どっちでもいい」って態度が神っぽくて好きです。  循環はちょっと違いますけど。

当初は何千年単位のユガ期の移り変わりが限界まで短縮され一周するのがもはや日常になってる状態というのも分かりやすかったし、一周したらどうなるのか、ジュナお的アリナシ判定後の世界の調整のされ方というのをアーシャ、アジャイ、ヴィハーンという登場人物で段階ごとに説明されていてより分かりやかったです。二部ではよくある、幼く可愛い女の子にその世界の衝撃的な常識を教わる構成…。アーシャちゃんもめちゃくちゃかわいくそして若干の異端性が故にゲッテルでのゲルダちゃんを思い出してしまう。現地民からその世界の在り方を教わる異邦人の我らに読者として慣れてきた感ありますよね。

 

展開的にはジュナおの有り余る神性をダウンさせるために過去に遡ってアリナシ判定宝具を逃れ続け「あって当然のもの」と化し、選定の漏れとして「存在することが瑕疵」になるという…めちゃくちゃまどろっこしいなってびっくりしてしまった。それが物語冒頭からある「神の空岩」であるという結び方と、ラクシュミーが燃料になっているからアラクシュミー眷属のカリが大量にいるという肉付けは上手いなと思いましたけども〜!あれに意味を与えるのはこれからだよ!カッケー!!!!わたしの中のオタクが騒いでしまう!!!!

CCCやってないからカルナさんとジナコちゃんに関わる感動は得られてないので…すまない…。そういう意味ではこのインド異聞帯、CCCからのファンの方よりビッグな感情は生まれてない気がする。でも二人の掛け合いが面白くて純粋に気になりました。カルナさん天然と言えばいいのか…ジナコちゃんと噛み合ってないようで噛み合ってるみたいな。不思議な会話をする二人という印象。ただ私もひとりのオタクなのでジナコちゃんの例えはめちゃくちゃ分かりやすくてありがたかったですね。ラーマくんに対して「公式でがっつりカップリング決められてたらこっちはやりにくい」っていうのも笑いました。私は公式カップリング大好きですけどね!

 

ラクシュミーさんについて。

実際不幸の女神が付いてるので仕方ないんですけどちょっと不幸ぶりすぎて私の好みでないというか…自己肯定力強い人が好きなので!だからかもしれませんがラクシュミーさんに割と尺割いててすごいなと思いました。単純に勉強不足でラクシュミーさんとキャプテンの関係性も明かされたあともググらないとよく分からなかった。ごめんよ…。でも最後に我々がこのインド世界を消滅させる事について先延ばしにしていたラクシュミーさん的な是非について、「インドで生まれたものだからこそ、ここの民たちは必ずや次の生へ生まれ変わっていくって思うことにする!」というようなことを高らかに言ってたのは高感度アゲでした。都合が良い考え方かもしれないけど、そうであって欲しいなと思う事は許されるはずだしそう思う事で少しでも救われるのであれば図々しさも必要というのが信条なので。

 

そして、

コヤンスカヤがやっぱり大好き!!!

インドのサリー姿もおでこ出しも可愛い。太い眉がまた露わになってドキドキする。アシュヴァッターマンと戦う前のちょっと本気出しまっせな台詞での一人称「妾」も震える…さすが異星の神側のアルターエゴ!やっぱ本気出したらめっちゃ強いんじゃん!ヒュー!!!

からの!ヒッチハイク!!!なんだこの2コマ漫画は!もちろん乗せるじゃん…BIG LOVE❤️

インドでの台詞ひとつひとつに詰まってる彼女らしさみたいな部分が全部刺さるんですよね本当に。自分のためにスキポインツを書きます。

・ジュナおに対しての「遊びのない単一性の神はさいっこうに無様で無慈悲でいらっしゃる」という序盤では露わになっていないジュナおへの皮肉、後で「神になったお坊ちゃん」呼びまでしててもうスキ。ゲッテルでスカディ様のこと「愛されガール気取ってる独身女王」って言ってたのもスキでこの胸に深く刻まれてます。

・「コヤンスカヤちゃんはインドでも人間いじめを頑張っていますよ?」あえて自分にちゃん付けするの大好き、あと自分の目的を「可愛らしい目的」と称すのも最高。新しい生き物になるとの事ですが…明かされるのが楽しみだな

・クリタ・ユガの町を見た時のコメント「平和な人間たちの町とか虫酸が走るゾ☆」また、ラーマくんがクリシュナの呪いを引き受けた時のコメント「そういう自己犠牲とか献身とか見るのも大嫌いなんですけどー。慰謝料プリーズ?」歪みない…こういう差し込みの台詞でキャラ形成してくのはさすがだなぁと思う。

ロシアの時やけに怖く感じた記憶があるので、ロシアを読み返したくなりました。あの時は…推しメインのクリスマスイベのために2日間で乗り込んで爆速伐採したので…。今回インド二回読んで読み返す事の大切さを実感しました。

ぺぺ氏の「コヤンスカヤちゃんは邪悪だけど純粋」という評もそうだし、そこからお友達マスターのことのさんが「コヤンスカヤはきはさんのカルデアに在るべき存在」と言ってくださったのもうれしいし……やっぱりどうしても召喚したい。同じく純粋に悪い子たちとパーティ組んで一緒に冒険しようよ…涙 ジュナおは諦めましたがコヤンスカヤは出るまで回すと決意が固まったインドでした。

 

最後まで読んで一番印象的だったのはペペロンチーノさんとアシュヴァッターマンの二人でした。「諦め」「怒り」、ぶつける属性が上手いな〜〜。諦めと怒りについてはfgo抜きに前々から個人的に思うところもあったのでそれが触発され余計に印象的だったのかもしれないです。

ぺぺさんはバランスの良さが炸裂しててかなり魅力的なキャラクターでした。「漏尽通」が使え自分のことを理解し悟った結果諦めているらしく。言動からも諦めからくる器用さ要領の良さ柔軟さをすごく感じましたね。ジュナおを倒すためにカルデアと協力し、個人的におマシュとも友人になる、けれどもクリプターは裏切らないので空想樹を守ろうと対峙する。カルデア側の意向をそれとなく探ろうとする辺りも柔軟なんだけど出来ることはしっかりやってるしどっちの体面も保ててる。器用〜!それでいてチャーミングないわゆるオネエキャラだし本名もキラキラで、デイビッドを前にした乙女な反応、そして詳細不明だけど事実として一族皆殺しにしたという過去。具体的にどういうところが自分自身を「終わってる」と諦める理由になったのか詳細不明ですが…。とりあえず出揃ってる要素だけでも魅力的に思わないわけが…?!

私としてはジュナお倒した後にユガを早回しし過ぎたこの世界はもう限界な事を知りながら改めてクリプターとして名乗り立ちはだかったところが痺れました。大切なところはしっかり果たす責任感があるのが良すぎる。Uチャンのおかげでついた踏ん切りだとしても!

 

おこぷんマンことアシュヴァッターマンについて

彼の「怒り」の持つ意味がストーリーが進むにつれだんだん転換されていくのが心地良かったです。TL上でみんなおこぷんおこぷん言ってるし、知らず召喚したときも声でか!だし、ストーリーで遭遇したときも黒背景に赤文字で!!!って脅し演出あるし(私は見ているを思い出す)ずっとビクビクしてて。ジナコちゃんと同じく訳もなくデカい声で怒られるの普通に怖いし、これまで私のカルデアにはそういう粗暴な子居なかったし〜!という事でもうバッチリがっつり、「怒り」の印象の転換をこの身で味わわされてしまった。二回くらい、アシュヴァッターマンおまえ………!おまえーーーーー!!!!!ってなってた。まんまと。

彼の怒りは感情的なんだけど意図的とも言えるような…。ぺぺさんも言っていたけども、怒りという感情は普通ずっと続かないものです。ずっと同じ熱量で怒り続けるのは無理ですし。

それにしてもジュナおに抗って殺され蘇りを繰り返し続けたという描写は壮絶でしたね…心が砕けるまでの過程とのことですけれど読んでるだけでしんどくなりました。その後のスラッシュと絶望のポエムみたいなやつはあまりにもオタクっぽ過ぎて違う意味で興奮したんですけどね。

 

前述した個人的な「諦め」と「怒り」について思う事なんですが、極端に言うと職場の子が諦めタイプで私が怒りタイプなんですね。私は納得できない事が起こると「なんで?!」って納得できる理由を提示されるまで折れないし、白黒ハッキリ付けたい人間なのですが、職場の子は「またなんか言うとるけど自分が何か言うたところでどうにもならんし知らんわ」って受け流してやり過ごすことが多くて。比べると私の方がかなり生きづらい選択なんですよね、なんでも突っかかって整理してからじゃないとやりたがらなくて。白でも黒でもないときもあるんやでと言いたい…。そして職場の子の考えは前提として「諦め」がある。諦めてるから何をするのも無駄だと。

私の「怒り」には正して欲しい、ちゃんとして欲しいからという期待が含まれてる部分もあるんですが、その子の諦めはたまに怖いなと思うところもあって。諦めてる人こそ一度決断すれば知らぬ間に見限られてなんの躊躇もなく捨て去っていってしまうんだろうと思う。諦める人に自分が諦められてしまえばもうその評価を取り戻す事は難しく、表面上は何も示していなくても心の中ではきっと断絶されてるわけで。ぺぺさんの事を知っていくうちにこの諦めの職場の子に似たものを感じました。だから一族皆殺しという選択に至ったのかもしれないなと思ったり…。

でもやはりそういう人は諦めてるが故、期待していないが故、器用だし要領が良いですよね。いちいち白黒付けようと必死になる人よりは断然スムーズに生きていけるのだろうと…。

アシュヴァッターマンの怒りとは少し違うけれど、ぺぺさんが「自分を燃やして怒り続けるのはあまりにも誠実すぎる」と言っていて、物事に対峙したとき改善や意味の説明を求めて怒る自分にも誠実さはあるのかもしれないと。思ったり思わなかったり。私はどちらかと言うとアシュヴァッターマン寄りなのかもしれんとも、思ったり思わなかったり。そして宝具マになったアシュヴァッターマンを見て……おまえ……………となるわけで……(三回目)

インドのアシュヴァッターマンはジュナおに抗うことに心が折れ、仇に従わなければならない自分の至らなさにずっと怒り続けていたわけですが、本来ならぺぺさんに向けて言ったように、諦めてる人の代わりに不出来な子供のように感情のまま怒ってあげられる、それが自分の役目だという事らしいので。でも自分の事なのにちゃんと怒れない人って本当に居るんですよね、そういう人のために代わりに怒るというのもまた一つの優しさなんだろう。優しいな。出会う前の知る前の印象からこんな…最終的に優しさへたどり着くことがあるなんてなぁ!宝具マできっと究極に優しいうちのアシュヴァッターマン、頑張って育てような、私。

 

ストーリ上で引っかかったのはそもそも誰かを過去に送るという行為。元々シヴァの力を持っててジュナおの魔力使えるし世界も終わりかけで時空不安定だから頑張れば多分いけるみたいなやつ。ほーん…?そ、そうなん?って一瞬停止してしまった。まあまよく分からんけどオッケーらしい、っていう規模感外れた事象にもちょっと慣れてきたではあるんですがまだポカンとしてしまう。

 

 

そしてここまで長く書いてきてまだ全然触れてない事があるんですよね。ジュナおのことです。

でもだって分かってたじゃん、カルナとアルジュナ、あいつら二人はこちらの事をそっちのけにして二人で勝手にドンパチする奴らだって、エクステラリンクで見たじゃん。

 

カルナのジュナおへの指摘が鋭すぎて悲しかった。アーチャーアルジュナの持つ心の闇的な部分"黒(クリシュナ)"が主体なのではないかということ。つまり彼はノーマルアルジュナが秘匿し不出来だと思っていた部分を主体にしている。いやなんという皮肉。神を取り込んで神性マックスな自分がよもや"黒"の方だったなんて。それを忘れるほど貪欲に完全な世界を求めて暴走していたというわけで…。

邪悪から生まれていた自分は最初から完全になれない存在で、そんな存在が神として世界を裁いていたわけで…。一気にいろいろが無に帰すようでもう切なすぎる、何千年もやってきたのに根本的に最初からそもそもの問題であったと…?泣

アルジュナ的に物を見てる自分は、カルナっちが、「アルジュナの持つカルナへの執心こそが人間味であり、お互い神ではなく戦士として戦える」とか「アルジュナが不出来だと思っているクリシュナの面は俺にとっては不出来ではなかった」って言ってくれるんだけど、う、うるさい!そちらがどう思おうとこっちにとっては不出来だし全然フォローになってないねん!!って思うんですよね。相容れないよなぁ〜!カルナっちイケメンだと思うけど私とは絶対合わない笑笑 ジュナお倒したあとに「俺が今ここに居るのはなんとなく、なんだ」って言われては???え??ってなってしまった。なにその表現!笑

ジュナおに対する疑問は、何故リンボマンにそそのかされてしまったのかというところですね。人間味消失したと言えど、異星の神の遣いと言えどもリンボマン見るからにジュナおの特攻対象じゃん?汗 アスクレピオスからも一番の病巣て言われたし…。なんでだろうね?!

 

疑問は残りつつも、ブログにまとめながらジュナおという存在の悲しさを振り返り、友人マスターふじこぴから送られてきたジュナおのマテリアルのスクショと再臨によって変わる二種類ずつの豪華ボイスムービーを今見たところです。失った人間味を取り戻していくハートフルストーリーだった。インド異聞帯の最後に感じた物悲しさを、召喚に応じたカルデアでマスター達と共に過ごしながら払拭していくんだなぁ…。ジュナおを召喚し育ててこそハピエンを迎えられるというか。そうじゃないと悲しさだけで終わってしまう。

でも私は気づいてしまったんですね。ジュナおのマテリアルの「アーチャーとしてのアルジュナはマスターに相応しいサーヴァントであろうと気を張っている部分がある」というところ。そこー!!!!そう、そこ!!!アルジュナの好きなところ!!!そこなんだ!!!それに続くは、「アルジュナ・オルタにはそれが欠けているからアーチャーのアルジュナよりやや素朴な青年としての姿」なのらしくて、、、え?私の好きな部分欠けてんの…?あれ?汗

いや…そりゃ回しても来ない筈だ、な気がしてきてびっくりしてしまった。私は予想以上に、あの拗れ切ったアーチャーのアルジュナが好きなんですね。インド終わったら幕間やろうと思ってたけどやっぱりまだ気を張ってお利口さん演じていて欲しいからためらいが拭えなくて。(※最終再臨時に闇部分バレ、絆5で他者に口止めされた事実をなかった事にしている狂気 いや、そもそもそんな事誰に話すねん笑)私もアルジュナのこと知りつつも知らないふりして自尊心お守りしヨイショしてたいので、そんな中で気を張ってないジュナおが居たら…ハワワ!それ!アルジュナが隠してることだからね?!ね?!って気が気じゃないよな…。

いやでも対邪悪スキルがあまりにも高潔過ぎるために無垢な子供と聖人以外だいたい対象になってしまう超弩級の極振りさとかめちゃ好きだし、私もジュナおをお育てし、人間味を獲得させてあげたい…!でもまだその時ではないのや…アーチャーアルジュナと絆を深めなければ赤さんみたいなジュナおのお世話をアチャジュナの前でできる気がしない。爆死した事に後からこんな形で理由が生まれるとは思わなくてびっくりしてるんですけど。笑

 

とりあえず、アーチャーアルジュナとより仲を深めなければというのと、アシュヴァッターマンを育てようという目標と、コヤンスカヤ絶対召喚の誓いを立てたインドでした。あとユガとか輪廻の考え方が好きなのでマハーバーラタ勉強しようかなとちょっとだけ思った。

 

ここまで読んでくださった人いたらありがとうございます!アルジュナと二人で、モーニング娘。さんの「ワガママ気まま愛のジョーク」を聞きまくって、お互いをビンタしながら素直に愛されたい!愛されたーーーい!!!って叫び合えるようになりたいですね(ぶつかり稽古)

 

おわり!